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単行本『紙パルプ産業と環境 2017』を刊行


 

環境2017 紙業タイムス社とテックタイムスは、恒例となっている単行本シリーズ企画『紙パルプ産業と環境』の2017年版を8月1日に刊行した。今回のテーマは「エネルギー、バイオマス、古紙、森林~持続可能な社会への貢献」。B5判・190頁で、本体価格2,000円。本書の内容は以下の通り。

 第Ⅰ章 CNFの現在と未来
 CNFとは何か/資源循環が可能な自然由来の新素材
 企業によるCNFの取組み/相次ぐ実証プラント稼働で実用化に弾み
 産官+学によるCNF/多様な展開を見せる実用化への取組み

 第Ⅱ章 第気候変動と持続可能性
 日本政府の地球温暖化対策計画/GHGは「2050年までに80%削減」、再生可能エネは「最大限導入」と明記
 COP21はゲームチェンジの始まり/カーボンプライスを抜きにして経営は語れない時代になった
 CSPUシンポジウム/サプライチェーンでの企業間連携により持続可能な紙利用の拡大を目指す

 第Ⅲ章 森林・林業・木材
 製紙業界の違法伐採対策/外部監査や合法確認の精度向上が課題 2割強にとどまる森林認証材の割合
 私はこう考える/北越紀州製紙㈱環境統括部長,農学博士 中俣恵一 わが国における林業の今後とFITについて
 平成28年度JOPPセミナー/遺伝子組換え、違法伐採対策、CNFをテーマに第一人者が講演

 第Ⅳ章 古紙の回収と利用
 世界の古紙需給/貿易構造に変化の兆し インドの輸入が初の300万t超に
 インタビュー/全国製紙原料商工組合連合会 栗原正雄 理事長 利用率目標65%の達成に向け問屋業界のやるべき課題は多い
 私はこう考える/前経済産業省紙業服飾品課長 渡邉政嘉 わが国における古紙利用の現状と今後
 インタビュー/エコマット産業 嚴柏鎔 社長 厳格な検査システムで売買双方から信頼を獲得
 メーカー別古紙消費/消費減もマシン増設の影響が出た2015年のメーカー別古紙消費

 第Ⅴ章 製紙産業の取組み
 求められる市場安定化のための施策/新たな古紙利用率目標は「2020年度までに65%の達成」
 環境・CSR報告書を見る/新しいスタイルで多面的な情報提供、社会貢献活動なども幅広く紹介
 中国の環境行政と製紙/規制強化を成長モデル転換の契機に

 第Ⅵ 第資料・統計
 データで見る紙パの環境対応①/廃棄物対策:2016年度以降の最終処分量目標を改定
 データで見る紙パの環境対応②/温暖化対策:過去最小のCO2排出原単位に
 データで見る紙パの環境対応③/エネルギー:進展する省エネ・燃料転換
 わが国の古紙回収率と古紙利用率
 「古紙の統計分類と主要銘柄」、「古紙標準品質規格」
 「雑がみ・オフィスペーパーの分別排出基準」の改定について
 日本の古紙の統計分類と主要銘柄明

 問合せ先
 ㈱テックタイムス(書籍販売担当)
 TEL 03-5651-7161
 e-mail info@st-times.co.jp

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