紙パルプ技術タイムス・特別企画「技術アニュアル2018 機械・資材・薬品総覧」|紙業タイムス社・テックタイムス

日本経済回復の足取りは上向きにあるとされていますが、紙パルプ産業においては国内市場成熟化、少子高齢化、デジタル化進展などにともなう不透明感が依然継続しており、同時に激変する世界情勢も、海外市場に活路を見出そうとするわが国紙パルプ産業に少なからず影響を与えることが予想されます。
しかし、こうした厳しい状況下にあって製紙各社は生産規模の最適化や地球温暖化対策に真摯に向き合いつつ現業の発展を目指す一方で、セルロースナノファイバーやバイオマス発電など、紙パ固有の技術・設備を駆使した新たな事業の柱を構築すべく努力を重ねています。さらに、東京オリンピック・パラリンピックを控え、更なる環境配慮、日本文化の発信などが注目されるなか、持続可能な素材である“紙”を再評価する取組みや製品開発も進められ、これらを技術面から支えるサプライヤーへの期待はますます高まってきていると言えます。
本年発行の『紙パルプ技術タイムス・特別企画／技術アニュアル2018 機械・資材・薬品総覧』では、紙パルプ産業の発展に大きく寄与する機械・資材・薬品サプライヤーの優れた製品・技術・サービスを広くご紹介するため前回版を改訂。最新の資料を追加した必携のデータ集としてお届けいたします。

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