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タイムス インタビューズ2019 有識者に聞く


紙パルプ専門出版社としての弊社は、定期刊行物や特別企画の単行本書籍などを通じ毎年多数に上る業界内外有識者の意見・提言を、活字媒体を中心に紹介しています。

主に誌面におけるインタビューという形をとったそれらのコメントは、固有の条件下で発せられた一過性の肉声でありながらも、その時点その場面における生きた現代史の証言として普遍的な価値を備えていると弊社は考えます。

これらのインタビューを毎年1冊の単行本形式に取りまとめることで、従来の年鑑形式などとは異なる、その時代の貴重な証言録としたい。これが本書のコンセプトです。

その年度に新しく企業のトップに就任された方々はもちろん、当該部門や団体の長に就任された方々、また多年にわたり業界の第一線で活躍されている方々などの肉声を幅広く収録しました。

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製紙業界および関連業界のオピニオンリーダー75人が環境変化著しい現在を語る

B5判・本文300頁

定価 11,000円(税込・送料別)

2019年4月10日

本書の内容

青野智良(特種東海製紙)新設《営業企画部》との両輪でFPブランドの再構築を加速
新井重樹(関東製紙原料直納商工組合)日本の古紙リサイクルは未来への財産
安藤芳徳(国際紙パルプ商事)「紙と電子の融合」「紙とプラの融合」「物流アライアンス」が今後のカギを握る
石川 眞(丸石製作所)新会社設立で海外展開に弾み 新事業の紙おむつ製造機械も順調
井出丈史(大善)原点である「開発」を基軸に製紙産業の更なる発展を支援
上田彰司(日本製紙)生産体制再編成を着実に進め成長分野での技術競争力を強化
上田壮一(Think the Earth)求められるSDGsを踏まえたビジネス
長谷部賢(日本政策投資銀行)加速する企業のESG情報開示
筌口康史(日本紙パルプ商事)業務効率の向上など紙商が抱える課題を《IoT時代に即したシステム提供》で解決へ
大石義夫(日本不織布協会)次の100年も暮らしを「豊かに」「快適に」彩る製品開発へ挑戦
大塚 昇(春日製紙工業)新ラインで製品高付加価値化を進めテレビCMも活用し収益ある拡販へ
岡田祥司(廣瀬製紙)ダイバーシティ推進で人材活用へ 開発強化は多様な企業間交流で
岡田光弘(岡田)収益改善による適正利益の確保と自社のコア・コンピタンス確立が不可欠な時代に
岡村光二(古紙再生促進センター)中国の調達方針変更は日本が品質改善を進める絶好のチャンス
大日方直樹(丸紅紙パルプ販売)商社系の強みを活かし提案力と解決力で顧客の評価を高めたい
甲斐和生(古紙再生促進センター)古紙不足に備え選別品質の向上を
加藤晴雄、加藤雄一朗(日新化学研究所)複雑・多様な工程全体を見渡しユーザーの“お悩み”を解決
金井宏彰(アジア不織布協会)更なる高機能・高付加価値化で世界へ飛躍する不織布産業に
川口幸一郎(五條製紙)国内外で年々高まる環境への意識 “環境対応紙”のラインナップを拡充
北村貴則(古紙再生促進センター)偏らず気にしすぎないで、普通のことを普通に言える
黒崎 暁(JPコアレックスホールディングス)社員や取引先が公平に利益を享受できる企業の在り方を標榜
黒田東彦(日本銀行)高齢化・人口減でも経済成長は可能
桒名 亮(国土交通省)グローバル物流における日本の課題
國分尚二(新生紙パルプ商事)4年間で月平均1,500tの紙需要が消失 物流効率向上による収益改善が急務
小島道一(東アジア・アセアン経済研究センター)中国の輸入制限を機に変容するグローバル・リサイクルシステム
小林武雄(日本紙類輸入組合)中国の古紙事情に翻弄され続ける状況から脱却しなければならない
小林俊雄(小林製作所)企業活性化に繋がる地域振興は「働き方改革」と人材確保から
小林侯隆(新生紙パルプ商事)“三方よし”を意識した物流問題への取り組みが不可欠
今野武夫(日本製紙)《紙化ソリューション推進室》を開設 循環経済の実現に向け“紙素材”の利用シーン拡大へ
吴  涛 (中国再生資源回収利用協会)回収業界のレベルアップが進む中国
牛 庆民(中国造紙協会)中国の製紙業界のマイルストーンとなった2017年
冯  艳(RISI)輸入ライセンス制で高まった大手への集中度
齊藤了介(大昭和紙工産業)来たるべき紙袋“新”時代を睨み営業・人材・設備の強化を加速
笹島久義(新生紙パルプ商事)震災から回復道半ばの道内経済 市場・市況・販売価格に責任持って取り組む
佐藤信一(日本紙通商)1年半かけて全社員と面談、情報の横展開でビジネスチャンスを拡大
里和義政(富士里和製紙)市場環境の変化に合わせ独自の製品展開で固定顧客を確保
志賀俊之(日産自動車)2050年までにクルマはこう変わる
實守敏訓(大阪府紙料協同組合)共通認識が得られれば、組合員の向かうべき方向性は定まる
末吉竹二郎(自然エネルギー財団)企業の競争力を高める自然エネルギー
鈴木滋彦(静岡大学)地域産業の国際化に“学”として貢献し研究開発の活性化ではCNFを起爆剤に
鈴木節夫(バルメット)着実な成長果たすサービス部門製紙機械事業では世界的視野も必要に
鈴木裕治(日本製紙)製造業の安全衛生対策はどのように進化してきたか
関本修司(北越コーポレーション)輸出は年間30万tが射程圏内に国内では「出版用紙営業部」が視界良好
高田秀重(東京農工大学)紙業界としても知っておきたいプラスチックによる海洋汚染問題
橘 辰彦(国際紙パルプ商事)支店独自の商材で存在価値高める《働き甲斐のある会社》で持続的成長目指す
谷口和隆(平和紙業)環境対応の新発想《クレジットパルプ》SDGs念頭に今後も商品開発進める
辻 高幸 (ツジトミ)薄物不織布で包材需要を深耕しグローバル展開も加速
匿  名 (警視庁)中小企業だからこそ求められるサイバーセキュリティ対策の強化
野上哲彦(IHIフォイトペーパーテクノロジー)基幹業務システムの共通化でサービス事業の効果的展開も
橋本昌仁(国際紙パルプ商事)どこかにしわ寄せをするのではなく、エンドユーザーに転嫁することが趣旨
服部 正 (大富士製紙)「メディカルケアプロダクト」への展開がターニングポイント
平戸順一(竹尾)色の横軸と厚さの縦軸で“売れる商品づくり” 厚物市場分野を手厚くフォロー
平森雄一(田中技研)他社にない開発力でニーズに即応し「飽きられない」会社を目指す
深尾京司(ジェトロ・アジア経済研究所)岐路に立つ中国 ─ 直面する経済と社会の課題
保科英樹(東部段ボール技術委員会)IoTの導入メリットやフォークリフトの安全対策を追求した東段工セミナー
望月康彦(東部段ボール安全衛生委員会)管理・設備・教育の3視点から求められるフォークリフトの安全対策
堀本邦芳(ジーエーシティ)IoTやロボット化の進展で人間と印刷はどう変わっていくか
松浦伸行(日本紙パルプ商事)イベントやプロジェクトが相次ぐ九州女子ハンドボール世界選手権大会にも注目
丸谷修平(日本製紙パピリア)100年の技術・伝統・経験を踏まえ薄物化を活かした需要創出・新製品開発を
ミカ・ヴァルコネン(プロシメックス社)IoT化推進に向け“One Platform”WIS&WMSシステムを提案
三木慎一郎(三木特種製紙)物流対策と人材育成で進展 ANEX2018では内外に大きな成果
御手洗康仁(新生紙パルプ商事)直ぐに結果を求めず、「三方よし」の提案を続けることが重要
三又裕生(日本貿易振興機構)着実に整備が進むメコン地域のインフラと物流
三藤治喜(ミフジ)サミット開催で三重県が国内外から再評価 日本の文化を伝えていくことが紙商の務め
矢倉義弘(近畿製紙原料直納商工組合)製紙メーカーのリサイクル処理能力と古紙問屋の品質管理能力の向上を
矢嶋 進(日本製紙連合会)環境問題はよく精査して情報発信を
矢野和男(日立製作所)「人工知能はビジネスをどう変えるか」
籔谷典弘(日本不織布協会)人材育成事業を拡充し国際競争力高める技術強化の支援も
山上春美(大阪再生資源業界近代化協議会)持ち去り行為根絶は道半ば入札参加資格一時停止の措置が必要
山口 実(日本フォーム印刷工業連合会)フォーム印刷業界と紙業界のオープンイノベーションにより需要創出を
山本久也(紺屋製紙)新富士駅の新商業施設に新店舗《カミレオン58》を開店
横山 勝(王子ホールディングス)領域を超えた事業構造への変革へ向け“オンリーワン”技術の開発に注力
龍 国志(トーチインターナショナル)収益は良好も“不都合な真実”から目をそらすわけにはいかない

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