日本製紙連合会/新会長に日本製紙社長の野沢徹氏
日本製紙連合会は去る5月20日、書面決議による第49
回定時総会で、矢嶋進会長(王子ホールディングス会長)が2年の任期を終えて退任、後任に日本製紙社長の野沢徹氏(写真)を選出した。
野沢氏は就任に際し、2020年度に行う事業活動の前提として「製紙業界全体では、いまだ予断を許さない新型コロナウイルス感染症への感染予防を徹底し、働く従業員の生命と健康を最優先しつつ、物流を支える段ボール原紙などの梱包資材や情報を伝える新聞・印刷情報用紙をはじめ、トイレットペーパーなどの衛生資材と、人々の暮らしに不可欠な製品の供給を維持していく」と決意を述べている。
<野沢徹(のざわ・とおる)氏の略歴>1959年3月10日生。1981年慶應義塾大学法学部卒、同年十條製紙(現日本製紙)入社。2013年4月日本製紙執行役員-管理本部長代理兼経理部長、14年6月取締役兼執行役員-企画本部長関連企業担当、17年6月取締役兼常務執行役員、18年6月兼管理本部長、19年6月代取社長兼社長執行役員。なお製紙連では同年7月より副会長職を務めた。
(以下詳細はFUTURE2020年6月15日号)