日本紙パルプ商事/美鈴紙業を子会社化
日本紙パルプ商事(JP)は、美鈴紙業が実施する第三者割当増資を引き受け、子会社化することを決めた。増資引受は12月10日開催予定の美鈴紙業臨時株主総会で承認を得た後に実施する。
JPが現在所有する美鈴紙業の株式は50万1,280株(所有比率16.71%)で、増資引受け後は550万1,280株(同68.77%)となる。美鈴紙業は3月27日の火災で全焼した本社工場の再建に取り組んでおり、JPは同社を子会社化することで全面的に支援し、工場の早期再建を目指すと同時に、JPグループの板紙事業の維持拡大につなげる。
〔美鈴紙業の概要〕
所 在 地:大阪府摂津市
事業内容:段ボール製品などの製造・販売
設 立:1948年
従 業 員:79名
年 商:約34億円
資 本 金:増資前1億5,000万円、増資後7億7,500万円
発行株式数:増資前300万株、増資後800万株
(FUTURE2021年12月13日号)