日本紙パルプ商事/バイオ発電関連の子会社2社を合併
日本紙パルプ商事の連結子会社、野田バイオパワーJP(=野田BP)と、子会社の野田バイオフューエルJP(=野田BF)は、4月1日付で合併した。合併方式は野田BPを存続会社、野田BFを消滅会社とする吸収合併で、代表者は野田BPと野田BFの代取社長、大田直久氏が引き続き代取社長を務める。
木質バイオマス発電を行う野田BPでは、使用燃料の加工・投入業務と排出物の処理業務を野田BFに委託していたが、両社が統合することで、燃料の加工から投入、発電、電力の供給、排出物処理までの一貫した発電事業体制を整備し、業務の効率化を進める。
【野田BP】▽本社:岩手県九戸郡野田村▽事業:発電、電気および蒸気の供給と売買に関する事業▽株主:日本紙パルプ商事85.0%(合併後は87.09%)、沼田資源9.0%、日本生活協同組合連合会4.5%、その他1.5%▽2022年3月期売上高:2,918百万円
【野田BF】▽本社:岩手県九戸郡野田村▽事業:燃料用木材チップの加工事業、野田BPが排出する燃殻を産業廃棄物として処分するための加工事業▽株主:日本紙パルプ商事100%▽2022年3月期売上高:246百万円
(FUTURE 2023年4月17日号)