日本家庭紙工業会/新会長にカミ商事常務の林廣文氏
日本家庭紙工業会は5月27日、東京・中央区の紙パルプ会館で第15回定時総会を開催。2018年度の事業報告と同計算書の承認、2019年度の事業計画案、賦課金の額とその納入方法、収支予算案の承認、理事・監事の選任をそれぞれ決議した。
総会終了後の理事会で、理事の互選により新会長にカミ商事常務取締役の林廣文氏(写真)、また常務理事に合田和弘氏を選任した。
新会長の林氏は1957(昭和32)年1月2日生まれ、愛媛県出身。1979年、法政大学法学部法律学科卒業後、4月にカミ商事入社。1996(平成8)年2月、静岡営業所長。1998年8月、横浜営業所長。2008年2月、広島営業所長。2011年2月、九州支店長。2014年8月、東京支店長。2015年8月、取締役-東京支店長。2017年8月、常務取締役-東京支店長兼家庭紙部管掌、現在に至る。
また団体職としては、2015年5月から日本家庭紙工業会副会長を、同年6月から機械すき和紙連合会理事を務めている。趣味は読書・ゴルフ・ソフトテニス。
〔総会後の懇親会における林新会長の挨拶(要旨)〕
現在、家庭紙業界は多くの問題に直面している。われわれが扱う、国民生活に欠かせない製品の安定的な供給、高騰する物流費への対応、継続的な生産のための人材確保、さらに今秋予定されている消費増税への対応と、どれも早急に解決していかなければいけない課題となっている。こうした課題に対し、経済産業省の力もお借りしながら、従来通りコンプライアンスには十分留意しつつ製販が一体となって解決していければと考えている。ぜひとも、皆さま方のご協力をよろしくお願いしたい。
(Future 2019年6月17日号)