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巴川製紙所/日本理化製紙を完全子会社化


 巴川製紙所は連結子会社の日本理化製紙(静岡市)を簡易株式交換により4月1日付で完全子会社化する。

 日本理化は粘接着技術、塗工・加工技術を軸に、ガムテープ、圧着紙、封筒用両面テープを主力とした梱包関連製品の製造・加工・販売事業を展開している。糊合成からの一貫ラインによるコスト競争力を強みに、高いシェアを維持してきた。巴川製紙所は、補完関係にある製造設備を相互に有効活用し、巴川グループの粘接着技術および塗工・加工技術を強化するとともに、グループ経営の機動性を高めるため、日本理化を完全子会社とするもの。

(FUTURE2022年2月21日号)

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