大王製紙/三島工場16号抄紙機を停止
大王製紙はこのほど、基幹工場の三島工場(愛媛県四国中央市)で、塗工原紙を製造する16号抄紙機(生産能力:日産190t)を停止した。洋紙の需要減少に対応したもの。
世界最大級の純臨海製紙工場である三島工場は、あらゆるパルプ、紙・板紙を一貫生産しており、市場のニーズに合わせて生産品種を変更できることが最大の特徴。16号抄紙機の停止に当たっては、フレキシブルな生産体制を活かし、洋紙品種全体の生産バランスを調整していく。
(Future 2018年5月7日号)