大王製紙/ホワイト物流推進で自主行動宣言を発表
大王製紙はこのほど国交省などが提唱する「ホワイト物流」推進運動の趣旨に賛同し、自主行動宣言をホワイト物流推進運動事務局に提出した。
「ホワイト物流」推進運動は、トラックドライバー不足が深刻化する中、ドライバーの働き方改革を進めつつ、トラック輸送の向上や物流効率化のほか、女性や60代以上のドライバーでも働きやすい、より“ホワイト”な労働環境を実現するための運動。国交省、経産省、農水省が、全国の主要企業に参加を呼びかけている。紙パ関連企業では、前号で報じた日本製紙のほか、トーモク、東北旭段ボールなどが自主行動宣言を提出している。
大王製紙が宣言で表明した取組み項目は次の通り。
① 物流の改善提案と協力
② パレット等の活用
③ 集荷先や配送先の集約
④ 船舶や鉄道へのモーダルシフト
⑤ 燃料サーチャージの導入
⑥ 保育所の設置
(FUTURE2019年10月21日号)