大王製紙/「サステナビリティ・ビジョン」を策定
大王製紙はこのほど「大王製紙グループ サステナビリティ・ビジョン」を策定した。
2050年カーボンニュートラル(50年までに温室効果ガスの排出をゼロにすること)の実現を目指すとともに、30年までの目標として「CO2排出量13年比で46%削減」に取り組む。合わせて、気候関連財務情報開示タスクフォース(TCFD)提言への賛同を表明した。今後はTCFDに準拠した気候変動関連のリスク・機会評価を行い、情報開示を進める。
「サステナビリティ・ビジョン」では、次の10項目をマテリアリティ(重要課題)として掲げ、解決に取り組むことを表明した。
〔10のマテリアリティ〕
① 事業ポートフォリオの戦略的変革
② グローバル展開の加速
③ 新規事業の創出
④ 地域社会との共生
⑤ 持続可能なサプライチェーンの確立
⑥ 人権尊重と人財育成、社員への思いやり
⑦ 公正で透明性の高い経営
⑧ 気候変動への対応
⑨ 循環型社会の実現
⑩ 森林保全と生物多様性の維持
(FUTURE2021年6月21 日号)