国際紙パルプ商事/印刷可能な感温センサーの技術研究組合を設立
国際紙パルプ商事は2月26日、㈱IP Bridge、㈱C-INK、㈱PMCODEと共同で、「プリンタブルセンサーコード技術研究組合」を設立した。
近年は国内外で、物流過程の品質管理やトレーサビリティが求められる製品が増加しており、温度管理に関しても潜在的需要が高まっている。4社による技術研究組合は、これらのニーズに応えるため設立されたもので、インク技術、印刷技術、ソフトウェアを統合し、ラベル・パッケージなどに印刷可能な感温センサー(プリンタブルセンサーコード)の開発を進めていく。
同技術研究組合は、産業活動で利用される技術に関して、各機関・企業(組合員)が自らのために共同研究を行う相互扶助組織(非営利共益法人)。組合員は、事業化に向けたプランに従い、研究開発人員、共同研究費などを出し合って共同研究を行い、その成果を共同で管理し、組合員相互で活用する。
〔設立時の組合員企業〕
IP Bridge(東京都千代田区)、国際紙パルプ商事(東京都中央区)、C-INK(岡山県総社市)、PMCODE(三重県桑名市)
(Future 2018年3月19日号)