丸紅/福井・敦賀市でバイオマス発電事業開始
丸紅グループは、事業会社の丸紅火力㈱が100%出資する敦賀グリーンパワー㈱を事業主体として、7月1日からバイオマス発電所の商業運転を開始した。
木質チップを主燃料とするバイオマス発電で、出力は37MW、年間発電量は、一般家庭約7万世帯の消費量に相当し、丸紅が100%出資する丸紅新電力㈱の電力小売事業の新たな電源として活用していく。
建設工事は福井県敦賀市の東洋紡敦賀事業所第二事業所の敷地内、約2万2,000㎡を賃借し、2015年11月から進めてきた。2017年4月から試運転を開始し、このほど商業運転開始となったもの。
丸紅は国内電力事業として18案件を開発・運営しており、再生可能エネルギー分野では、太陽光発電事業、風力発電事業に加え、事業会社である三峰川電力を通じて小水力発電事業も展開している。
(Future 2017年8月7 日号)