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丸住製紙/CNFの用途開発本格化でパイロットプラントを建設


 丸住製紙はこのほど、セルロースナノファイバー(CNF)の化学変成技術の独自開発に成功、『ステラファイン』と名付け、用途開発を本格化する。2021年5月の完成目指し、パイロットプラント(生産能力:約50t/年)を川之江工場内に建設する。併せて、事業化に向けた新組織「CNF推進室」を7月1日付で新設した。

 CNF推進室では、これまでラボレベルで培ってきた技術をパイロットプラントに反映させ、生産技術の確立を図るとともに、展示会などを通じて幅広く用途開発を推進する。なお、CNFのサンプル提供は2019年12月から開始している。同社では「CNFの安定製造とともに使用用途を拡充し、次の軸になる事業に育てていく」としている。

(FUTURE 2020年8月3日号)

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