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レンゴー/淀川流通センターが始動、中央研究所を移転


  先頃竣工したレンゴーの淀川流通センターが、このほど稼働を開始した(写真左)。
 同センターは約2万tの段ボール原紙を収容可能で、2015年に開設した八潮流通センター(埼玉県八潮市)に匹敵する、西日本でのグループ最大の物流拠点となる。段ボール原紙を取り扱う倉庫としては日本初となる無人運転のクランプリフトを採用するなど、製品の保管・ピッキングといった倉庫内作業を大幅に自動化した。これにより、作業の効率化だけでなく、トラックの待ち時間、製品積込時間の短縮を実現する。
 またレンゴーは、淀川流通センター内に中央研究所をリニューアル移転した(写真右)。
1968年に建設された同社中央研究所は、これまでもリニューアルと拡充を行ってきたが、環境・社会的課題の多様化に対応し、素材・製品の研究開発体制を強化するため、新たに近隣に建設した淀川流通センターの建物内に移転したもの。
 新しい中央研究所は「共創」をコンセプトに、所内にオープンな交流スペースを設けて異なる研究分野間の交流を促し、イノベーションを創出する研究環境とした。グループ内企業が連携して研究開発を行うための中心的な存在として、今後も地球温暖化の防止や脱炭素社会づくりに貢献していく。

〔淀川流通センター〕
所在地:大阪市福島区大開4-1-186(淀川工場跡地)
床面積:22,257m2

〔中央研究所〕
TEL 06-6465-5067 FAX 06-6465ー0220
床面積:4,556m2(1階752m2、2階3,804m2)

(FUTURE2021年9月27日号)

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