レンゴー/愛媛東温工場を新設し松山工場を移転
レンゴーはこのほど、愛媛県東温市で愛媛東温工場の建設に着手した。松山工場(愛媛県松山市)をここに移転し、2024年1月から操業を開始する予定。総投資額 は約140億円。図は完成予想図。
松山工場は四国エリアの段ボール製造拠点として1960年から操業してきたが、国や県が進める松山外環状道路空港線整備事業に伴い、土地の一部収用に応じるため、東温市の田窪工業団地に新工場を建設して移転するもの。
新工場は24年完成予定の松山自動車道東温スマートインターチェンジから約200mの好立地。恵まれた物流環境で四国全体のグループ供給体制が強化できる。また、太陽光発電設備やLNGサテライト設備などを導入してCO2排出量削減に取り組むとともに、デジタル技術を活用して生産性の向上を目指す。
〔新工場の概要〕
名 称:レンゴー愛媛東温工場
所 在 地:東温市田窪字前川(松山工場から南東に約17km)
敷地面積:約6万5,000m2
建築面積:約2万8,200m2
延床面積:約3万2,400m2
事業内容:段ボールシート、ケースの製造・販売
(FUTURE 2022年11月14日号)