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王子ホールディングス/ウルグアイに新会社を設立し4.1万haの植林地取得


 王子ホールディングスは、ウルグアイにOji Uruguay Forest Company S.A.S(=OUFC社)を設立し、同国北部のタクアレンボ県およびリベラ県に広がる植林地の取得に向け、米投資会社The Rohatyn Groupと資産譲渡契約を締結した。またOUFC社は、ウルグアイ政府機関から同植林地の所有者となる認可を取得した。植林地取得面積は4.1万haで、植栽樹種はユーカリとマツ。取得金額は2億8,800万ドル。
 王子HDは、2030年度の温室効果ガス排出量を18年度比で70%削減する目標を掲げており、その取組みの一つが国内外での植林地拡大。海外生産林面積を、22年度実績の27.9万haから30年度には40万haまで拡大することを目指している。
 ウルグアイは1980年代後半に林業法を制定して以降植林が盛んになり、植林面積の拡大とともに、製材工場やパルプ工場などの建設が進み、北米やアジア向けの輸出産業が発展している。

(FUTURE 2024年6月3日号)

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