紙業タイムス社とテックタイムスは単行本『紙パルプ 日本とアジア2014』を2013年12月10日に刊行した。B5判・本文224頁、定価10,000円(税・送料別)。
本書の内容は以下の通り。
(1) 持続的発展へ向けての課題と展望
特別寄稿/“アベノミクス”と“リコノミクス”の比較からみた紙パルプ産業の将来(東京大学名誉教授、前日本印刷学会会長・尾鍋史彦)
特別寄稿/グローバル的視点で見た中国の製紙産業と今後の展望(中国軽工業情報センター副主任、全国工商連合紙業商会独立監事・郭永新)
特別寄稿/中国と東南アジアの知的財産について(細田幸男)
(2) 国際化進むアジアの現実と今後
アジアにおける投資環境の変化/人件費高騰、リスク回避でサプライチェーン分散と新たな集積へ
日系紙パ企業の不満と要望/許認可の遅れや恣意性が事業の阻害要因に
世界の古紙需給/中国がシェアを一段と高め輸入で半分、消費で3分の1に
(3) 会議・セミナーで知るアジアの実情
第31回ASEAN紙パルプ会議/サステナビリティ確立への取組みを報告
第2回日中古紙セミナー/両国の最新事情について理解と認識を共有
紙類貿易情報講演会/ミャンマーの物流と中国の加工貿易に焦点
(4) 日中製紙産業の動向とアジア主要国
日本/発電や海外事業に活路を求める大手
中国/今後は安定成長期の発展モデルへ転換
アジア主要国の紙・板紙、原材料需給(台湾、韓国、フィリピン、ベトナム、インドネシア、マレーシア、タイ、インド、オーストラリア)
(5) Future誌に見るアジアの紙パルプ
貿易・関税・国策、市場・価格、日本の企業・団体、欧米企業、中国、台湾、韓国、フィリピン、インドネシア、マレーシア、タイ、インド、オーストラリア、会議・報告
(6) アジアにおける製紙関連の日系企業
中国、台湾、韓国、フィリピン、ベトナム、タイ、マレーシア、インドネシア、ラオス、シンガポール、カンボジア、インド
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