11/07/01単行本『紙パルプ産業と環境 2012』購入予約の受付を開始 |
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紙業タイムス社とテックタイムスは、恒例となっている単行本シリーズ企画『紙パルプ産業と環境』の2012年版を7月末に刊行する予定である。 今回のテーマは「古紙、森林、エネルギー〜新たな課題への挑戦〜」。激変する国際情勢や台頭する新興国、さらには震災などの大きな影響要因により紙パのリサイクル問題、資源・環境問題はどのように変わっていくのかをわかりやすく解説する。B5判・本文160頁(予定)で、本体価格2,000円。 予定している主な内容は以下の通り。 ○3.11以後の古紙問題 ・風評被害と闘う古紙業界 ・古紙持ち去り問題に対する業界の取り組み…行政、資源回収、直納問屋、製紙 ・日本の古紙貿易と中国の製紙原料事情 ・品質保証制度(ジャパンブランド)と日中交流 ・公益財団法人に移行した古紙再生促進センター ○3.11以後のエネルギー問題 ・再生可能エネルギーと紙パ産業 ・紙パ工場による電力売電事業の現状とケーススタディ ・最新バイオマスボイラーを見る ・再生可能エネ全量買取制度の問題点 ○国際森林年と紙パルプ産業 ・森林はどこで減少しているか、どこで増えているか ・なぜ輸入材が多いのか ・国産材の活用と国内林業の活性化 ・間伐材、林地残材の有効活用 ・違法伐採対策の進展 ・「森林認証制度」の問題点 ○世界の原材料事情 ・リーマンショック後、何が変わったか ・新興国の紙・板紙需要はどこまで拡大するか ○製紙業界の取組み ・世界の森林・製紙産業(ICFPA)の取り組み ・紙パ各社の「環境・CSR報告書」を見る ・新たな古紙利用率目標64%への対応 ・古紙パルプ配合率検証制度 ・4年目に入った社会貢献事業 ・「内外で70万ha」の目標に近づく植林事業 ○環境問題を考えるための用語集 ○資料・統計 なお、予約申込みはinfo@st-times.co.jpのメールアドレスで受け付けている。 |