13/05/28日本包装学会/「第22回年次大会」を7月9・10日に開催
 日本包装学会は7月9、10の両日、東京都文京区の東京大学農学部・弥生講堂で「第22回年次大会」を開催する。
 同大会では各セッションにおける口頭発表、ポスター発表に加え、「第10回国際包装セミナー(IPS’13)」も同時開催され、第一線で活躍する研究者・開発者が一堂に会する。各セッションの主な演題は次の通り。
 〔輸送包装〕
 緩衝と防振を両立する適正包装設計コンセプト(ティ・エス・ケイほか)
 段ボール箱の胴膨れに及ぼす含水率の影響(第2報)(レンゴーほか)
 段ボール箱の含水率に基づいたリスクマネジメントの提案(第2報)(ハウス食品、レンゴー)
 段ボールの圧縮強度に関する統計的検討(神戸大学大学院、レンゴー)
 段ボール箱クリープの簡易推定(同)
 トラック実輸送における段ボール箱のロッキング挙動(レンゴー)
 静荷重による段ボール箱の座屈−湿度履歴が異なる場合(同)
 段ボール箱の角の作用−角と高さの影響(王子コンテナー)
 〔機能・バリア材料〕
 架橋構造を導入したシリカ/デンプン有機−無機ハイブリッドガスバリア膜の作製と膜特性評価(神戸大学大学院)
 層状複水酸化物を用いた有機−無機ハイブリッドガスバリア膜の作製と膜特性評価(同、テイカ)
 〔加工・設計・安全・環境〕
 グラビア印刷および製版技術の最新動向(シンク・ラボラトリー)
 ウェットシート用軟包装の設計研究(花王)
 新UDラベルの開発研究(読みやすさ、わかりやすさの向上)(花王ほか)
 押出ラミネートPETフィルムのヒートシール特性(山形大学ほか)
 原紙の段筋方向くさび押抜き過程における帯状紙粉の発生挙動(長岡技術科学大学、レンゴー)
 空気をパウチの一部に封入した「エアホールドパウチ」の開発(凸版印刷ほか)
 ビール飲料用段ボール箱における環境負荷低減とお客様への付加価値提供の開発(サッポロビール)
 バイオマスPETフィルムの開発(大日本印刷)
 〔ポスターセッション/機能材料ほか〕
 セルロースシングルナノファイバーを用いた透明ガスバリアフィルム(凸版印刷)
 架橋構造を導入したシリカ/ポリビニルアルコール有機−無機ハイブリッドガスバリア膜の作製と膜特性(神戸大学大学院)
 お米を原料とするバイオベースフィルムの創製と架橋反応によるバリア材料への応用(明治大学ほか)
 非晶構造評価によるイージーピール性の発現機構解明(山形大学)
 次世代型DLCコーティングマシンの開発(三菱重工食品包装機械、キリン)
 熱処理による紙−サイズ性の変化とDSC挙動(京都大学、荒川化学工業)
 高分子型帯電防止剤Entira* ASの包装材料への応用(三井・デュポン ポリケミカル)
 〔ポスターセッション/輸送包装ほか〕
 段ボールの擦れ損進行に関する研究(神戸大学大学院、レンゴー)
 容器包装における環境対応の取り組み(花王)
 ウェブハンドリング技術の応用(藤森工業)
 段ボール古紙からのエタノール製造(静岡大学)

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