12/04/10静岡紙パルプ技術協会/4月25日に紙関連技術講演会を開催
 (社)静岡県紙パルプ技術協会は4月25日、協会所在地の富士工業技術支援セ
ンター内で紙関連技術講演会を開催する。
 今回は品質改善に貢献する欠陥検出機とダートカウンターを取り上げる。定
員は80名で現在参加を受付け中。
 日 時;4月25日(水)午後13:30〜16:20(受付開始13時)。
 場 所;富士工業技術支援センター1階・大研修室(富士市大渕2590−1)
 聴講費;無料
 [講演内容]
 (1) 「至極簡便なリール前シート欠陥検出器(スリットスキャナー)」佐々木エンジニアリング/代表取締役・佐々木勝好氏 
 LEDとフォトセンサーを活用した簡便かつ安価なシート欠陥検出器で、家庭紙工場などでの使用を想定。数社の導入事例と併せて紹介する。
 (2) 「省エネ・歩留りを考慮したダート削減とダートカウンターの活用」相川鉄工/営業技術部長・望月英雄氏
原料古紙の低級化、消費者の品質要求の厳しさなどから、最近の家庭紙工場では原料処理工程の改善が求められている。オンラインダートカウンターの設置例を交え、省エネを果たしながら歩留りの向上とダート削減を実現する設備提案を行う。
 (3) 「薄紙での欠陥検出装置とダートカウンターの技術紹介」オムロン/検査システム事業部PMリーダー・友村匡氏
 最近、地合の影響を受けにくいカラー検査機や複合検査装置が開発され、家庭紙のような薄紙でも微少欠陥や薄汚れを検出できるようになった。これらの技術と併せ、第32回木下賞を受賞したダートカウンターについても紹介する。
 [問合せ先]
 静岡県紙パルプ技術協会
 事務局(担当;山本)
 TEL 0545-35-5027 FAX 0545-35-5025

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