11/07/15機能紙研究会/第50回研究発表・講演会を10月に高知で開催
 NPOの機能紙研究会(稲垣寛会長)は10月27日、高知県立県民文化ホールにおいて第50回機能紙研究発表・講演会を開催する。

 この研究発表・講演会は同研究会発足の1962(昭和37)年以来毎年開催されているが、創立50周年を迎えるにあたって今回はとくに共通テーマを「機能紙、新たな半世紀へ」としての内容・構成となっている。概要は以下の通りだが、当日は交流会ならびに見学会なども用意されている。

 ・開催日時;2011年10月27日(9:20〜17:55)
 ・開催場所;高知県立県民文化ホール・グリーンホール
 ・主  催;特定非営利活動法人・機能紙研究会
 ・テ ー マ;「機能紙、新たな半世紀へ」

 ・講演内容;以下の通り(なお、グループ講演者以外の人名は省略)

 「アミロース/セルロース複合繊維の開発と機能」江崎グリコ褐注N科学研究所(東口文治氏)、オーミケンシ(株)繊維事業本部研究所、関東天然瓦斯開発竃ホ原鉱業所かん水資源研究部

 「匂いをキーワードとするインテリジェント機能紙の開発」高知大学農学部准教授・市浦英明氏

 「生物応答を用いた新たな排水管理−WET手法−」徳島大学大学院ソシオ・アーツ・アンド・サイエンス研究部准教授・山本裕史氏

 特別講演「超高空間分解能型二次イオン質量分析器NanoSIMSを用いた地球外物質の分析(化学的研究;初期太陽系星雲の物質化学的進化の理解」海洋研究開発機構・高知コア研究所同位体地球化学研究グループ技術研究副主幹・伊藤元雄氏

 「“3.11”後から見た日本のエネルギー問題」経済産業省四国経済産業局局長・加藤元彦氏

 特別講演「無機ナノシートを用いた次世代エレクトロニクス用ナノ材料の開発」独立行政法人 物質・材料研究機構国際ナノアーキテクトニクス研究拠点フェロー・ 佐々木高義氏

 「紙を使った分析・診断チップの現状と可能性」名古屋大学大学院工学研究科化学・生物工学専攻准教授・渡慶次学氏

 「セルロースナノファイバーを用いた多孔質シートの開発」北越紀州製紙(株)研究所・根本純司氏、東京大学大学院農学生命科学研究科

 「ストーンペーパーの市場と可能性」概BM keeplus事業部ジェネラルマネージャー・野谷昌平氏

 「コスメティック分野における不織布の商品展開」潟Jナエテクノス 製造部部長・富 田敬士氏

 「文化財修復現場における機能紙の使用例」高知県立紙産業技術センター 所長・関正純氏
 
 問合わせ先
 特定非営利活動法人 機能紙研究会
 事務局(担当;森川、紀伊)
 〒799-0101 愛媛県四国中央市川之江町4084-1
 TEL 0896-58-2055 FAX 0896-58-6240
 e-mail kinoushi@e-kami.or.jp
http://www.e-kami.or.jp/HP/kinoushi

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