日本製紙連合会/新会長に王子HDの加来正年会長
日本製紙連合会は5月20日に定時総会を開催し、役員改選で加来正年・王子ホールディングス代表取締役会長(写真)を選任した。
加来氏は1956年1月2日生。78年3月/九州大学工学部卒、同年4月/日本パルプ工業入社。79年3月/王子製紙、93年10月/神崎製紙、96年10月/本州製紙との合併を経て、2008年4月/王子製紙苫小牧工場長代理兼施設部長、09年6月/統括技術本部副本部長兼技術部長、10年4月/参与-米子工場長兼洋紙事業本部副本部長、11年4月/執行役員兼王子特殊紙取締役専務執行役員兼新事業・新製品開発センター長、12年4月/常務執行役員兼王子特殊紙社長、10月/持株会社制移行により王子ホールディングス常務グループ経営委員兼王子エフテックス代取社長兼王子機能材事業推進センター専務、13年6月/取締役、17年4月/コーポレートガバナンス本部副本部長兼王子エンジニアリング代取社長、19年4月/代取社長社長グループ経営委員、22年4月代取会長。
加来新会長は就任に際し、「製紙連が行う事業は、会員各位の理解と協力なくしては達成できない。 またウィズコロナ、アフターコロナ下における事業環境の変化や流動化する国際社会下においては、通常の事業展開に加え新たな共通問題・課題などが発生する可能性もある。そうした事態にも、関係省庁はじめ関係機関と連携し迅速に対応していきたい。会員各位の一層のご支援ご協力を重ねてお願い申し上げる」と挨拶した。
(FUTURE 2022年6月6日号)