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北越コーポレーション/木材チップ専用運搬船「Southern Ace」が就航


 北越コーポレーションの木材チップ専用運搬船「Southern Ace」が、このほど就航した。

「Southern Ace」はスクラバー(IMO Sox規制対応設備)とバラスト水処理装置(バラスト水管理条約対応設備)を搭載した最新の木材チップ専用運搬船。載貨重量約6万t、船倉容積約430万ft3の国内最大級チップ船ながら、燃費は同船型に比べて15%減と、CO2排出削減に大きく寄与する。

 同船は政府が推進している日本船籍の増加方針に沿って日本船籍とし、母港を新宮港とした。初航海はベトナム南部のフーミー港で木材チップを積み、3月下旬に新宮港に初入港する。船名は、同社の木材チップの海上輸送を担ってきたHOKUETSU ACE・の船名を一部継承し、また同社が南半球の植林地から木材チップを調達していることに因んで命名した。

(FUTURE2021年3月22日号)

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