王子ホールディングス/マレーシア中部で段ボール新工場を建設
王子ホールディングスはマレーシア中部のセランゴール州で、新たに段ボール工場を建設する。投資額は約50億円、稼働開始は2022年6月の予定。工場規模は、敷地面積約77,000・、段ボール生産能力約1,000万・/月。現地法人名はGS Paperboard & Packaging社(王子グループ100%出資)。
王子はマレーシアですでに8ヵ所(北部3、中部3、南部2)の段ボール工場を持っており、加えて南部地区では現在、3ヵ所目となる段ボール工場を建設中。今回工場を新設する中部は、マレーシア経済の中心で今後も需要の伸びが期待されるエリア。ここに4ヵ所目の工場をつくることで、一層の事業拡大を図る。併せて同社では、段ボール原紙マシンの増設も進めており、原紙・加工一貫体制をさらに強化している。
なお、今回の新工場は東南アジア・インド・オセアニア地域における王子グループ35ヵ所目の段ボール製造拠点となる。
(FUTURE2021年3月1日号)