大日本印刷/長期保存可能な紙製一次包材を開発
大日本印刷はこのほど、フィルムパッケージと同レベルのバリア性がある紙製パッケージ『DNPスーパーハイバリア紙包材』を開発した。
『DNPスーパーハイバリア紙包材』は、紙の重量比が50%以上なので紙製容器包装に分類され、「紙マーク」を付与できるほか、独自のコンバーティング技術により、紙でありながらフィルムパッケージと同等のバリア性を実現している。食品などを直接包装する一次包材としての使用も想定しており、長期保存も可能。フィルムパッケージから切り替えることでプラスチック使用量を削減でき、CO2排出量に換算すると、スナック菓子などのピロー袋で約20%、チャック袋で約35%のCO2削減を見込んでいる。写真はピロー袋。
(FUTURE2021年3月15日号)