大王製紙/役員体制を変更
大王製紙は、「意思決定と監督を担う取締役会」と「業務執行を行う執行役員」の位置づけを明確化するため、役員体制を変更し執行役員制度を改定する。
〈役員体制の変更〉
取締役を20名以内から15名以内に変更する。経営における監督機能を強化するため、取締役会の社外取締役の員数を3分の1以上とする。経営責任を明確にし、緊張感のある経営を行うため、また株主からの信任の機会を増やすため、取締役の任期を2年から1年に短縮する。2021年6月の株主総会で正式に決定される予定。
〈執行役員制度の改定〉
執行役員の選任・解任は取締役会決議によるものとする。執行役員は担当業務の執行責任者として業務を遂行し、社外取締役を除く取締役は執行役員を兼務できる。執行役員は社長執行役員、副社長執行役員、専務執行役員、常務執行役員、上席執行役員、執行役員の6種類で、任期は1年とし、再任は妨げない。なお、改定時期は2021年4月1日。
(FUTURE2021年1月18日号)