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丸住製紙/ペーパータオルを増産し衛生用紙部を新設


 丸住製紙は、ペーパータオルの需要増に対応するため、増産体制を整える。併せて、販売強化のため10月1日付で衛生用紙部を新設した。

 丸住製紙はこれまで、新聞用紙・出版用紙・印刷用紙・情報用紙・包装用紙を取り扱ってきたが、2019年からペーパータオルの加工機1台を設置し、販売を開始。今年に入り、新型コロナウイルスの感染拡大でペーパータオルの需要が増加していることから、加工機を1台増設するもの。委託先である太洋紙業(静岡県富士宮市)の加工所内に設置する。投資額は1億6,500万円。稼働予定は21年3月で、生産量は2台で月間約480tとなる見通し。

 また、衛生用紙部の新設に伴い東京支社に東日本営業課、大阪支店に西日本営業課を新設し、全国をカバーする。

 同社のペーパータオル『e-Syut(エシュット)』は、古紙100%配合のFSC認証製品。深く細かなエンボス加工により、手触りのよさと優れた吸水性、濡れても強いタフさが特長となっている。

 

(FUTURE2020年10月26日号)

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