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日本製紙/三井住友信託銀行とPIF契約を締結


 日本製紙はこのほど、国連環境計画・金融イニシアティブ(UNEP FI)が提唱したポジティブ・インパクト金融原則に即した「ポジティブ・インパクト・ファイナンス(資金使途を特定しない事業会社向け融資タイプ)」の融資契約を、三井住友信託銀行と締結した。
 ポジティブ・インパクト・ファイナンスは、企業活動が環境・社会・経済に及ぼすインパクトを包括的に分析・評価し、当該活動の継続的な支援を目的とした融資。企業の活動、製品、サービスによるSDGs達成への貢献度合いを評価指標として活用し、情報開示することが最大の特徴だ。日本製紙は、プラスチックの減量につながる紙製素材や、CO2排出低減に寄与する製品・サービスを生み出していること、また、「持続可能性と生物多様性に配慮した原材料調達」や「気候変動問題への取組み」など、さまざまな企業活動テーマが評価され、今回の融資契約となった。

 

(FUTURE2020年4 月6 日号)

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