レンゴー/武田紙器と樽谷包装産業を子会社化
レンゴーはこのほど、千葉県柏市の段ボール箱メーカー、武田紙器の株式100%を取得し、子会社化した。
武田紙器は、千葉県柏市に生産拠点を持つ段ボールケースメーカー。また、POP、SPなどのパッケージ関連製品も企画・販売しているほか、柏市と野田市にアッセンブルセンターを持ち、食品、化粧品向けのアッセンブル事業も行っている。レンゴーは、段ボール事業の拡充に加え、関東地区でのSP事業の拡大を図る考え。
〔武田紙器〕
工 場:段ボール工場(千葉県柏市)、柏アッセンブルセンター(同)、野田アッセンブルセンター(千葉県野田市)
資本金:2,000万円
売上高:23億6,700万円(2019年1月期)
従業員:142名
樽谷包装産業を子会社化
またレンゴーは、クラフト紙袋などを製造・販売する樽谷包装産業を子会社化した。樽谷包装産業の発行済株式のうち、レンゴーが50%を、またレンゴー100%子会社の日本マタイが20%を取得し、両社を合わせた出資比率は計70%となる。
樽谷包装産業は、クラフト紙袋、木製パレットの製造・販売、およびフレキシブルコンテナ、プラスチックパレットなど包装資材の仕入・販売を行っている。また、子会社のタルタニパックは兵庫県加古川市に生産拠点を持ち、段ボール事業を展開している。
今後は、樽谷包装産業とレンゴーグループ重包装事業の中心会社である日本マタイの連携を強化し、重包装事業の拡充を図る。
〔樽谷包装産業〕
本 社:兵庫県尼崎市
工 場:クラフト紙袋工場(滋賀県米原市)、パレット工場(兵庫県神戸市)
資本金:1億円
事 業:クラフト紙袋、木製パレットの製造・販売、包装資材の仕入・販売
売上高:41億4,000万円(2018年9月期)
従業員:134名
(FUTURE2019年9月2日号)