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国際紙パルプ商事/バイオマス発電所運転支援システムの開発に着手


 国際紙パルプ商事は、バイオマス発電に係る発電所運転支援システムの開発を開始する。
同社は、総合循環型企業としての地歩を固めるべく「サーマルリサイクル事業の強化」を方針に掲げ、再生エネルギーに関わるバイオマス関連事業への取組みを推進している。2016年には木質バイオマス発電事業会社であるバイオマスパワーテクノロジーズ㈱(三重県松阪市)へ出資し、17年からバイオマス発電用燃料の販売を開始した。その営業活動を通じて明らかとなった、バイオマス発電事業者が抱える課題の解決を目的に、今回の支援システム開発と販売体制構築を決めたもの。これにより、バイオマス発電市場におけるプレゼンス向上を図る。
 同社が開発を目指す支援システムは、運転制御をはじめとするバイオマス発電所のオペレーション全体の支援。またIoTやAIを活用し、発電所の維持管理コストの削減にも繋げる。 開発にあたっては、バイオマスパワーテクノロジーズと連携する。また、大手システムベンダーと共同で開発を行う予定。
システムの開発期間・販売時期は現時点では未定だが、明らかになり次第開示する予定。

(Future 2018年10月8日号)

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