レンゴー/米国の重量物包装資材メーカーに資本参加
レンゴーの連結子会社、トライウォール社(香港、鈴木雄二会長)はこのほど、同社の100%出資子会社を通じ、米国・ミシガン州に本社を置く重量物包装資材メーカー、アルデズ・コンテナーズ社に出資し、持分の80%を取得した。
アルデズ・コンテナーズ社は、ミシガン州の本社のほか、テキサス州、オハイオ州、ケンタッキー州に工場を持ち、主に自動車部品メーカー向けの重量物段ボールなどを製造・販売している。2017年度の売上高は1,368.9万㌦(約14億9,700万円)。
レンゴーは、トライウォールグループを通じてアジア、欧州を中心に重量物段ボール関連の包装資材事業を展開しているが、製造業の国内回帰が進む米国でも、昨年TWミシガン社を設立し、本格的な事業展開を始めている。今回、アルデズ・コンテナーズ社を新たな拠点として加えることにより、米国での供給体制の充実を図り、事業の拡充を推進する考え。
(Future 2018年5月28日号)