国際紙パルプ商事/木質バイオマス発電燃料の販売を開始
国際紙パルプ商事は2017年度から木質チップ・ペレット・パーム椰子殻(PKS)などの木質バイオマス発電燃料の販売を開始する。
すでに展開している“マテリアルリサイクル事業”(製紙原料となる古紙を回収し製紙会社へ納入)に加え、バイオマス発電燃料の“サーマルリサイクル事業”を開始することで、総合循環型企業としての地歩を固めたい考え。
なお、同社は事業開始に先立ち、昨年9月にバイオマス発電事業会社「バイオマスパワーテクノロジーズ㈱」に出資。バイオマスパワーテクノロジーズは、発電規模2000kWクラスの木質バイオマス発電所を立上げ、2018年1月から運転開始する予定で、2,000kWクラスとしては国内初となる㈱タクマ製の発電用ボイラーを導入する。発電事業者であるタクマと再生可能エネルギー事業のノウハウを蓄積し、バイオマス燃料の効率的な供給を目指す。
〔バイオマスパワーテクノロジーズの概要〕
本 社:三重県松阪市久保町502-10
設 立:2015年12月14日
代 表:代表取締役CEO・北角強氏
資本金:2億400万円
事 業:バイオマス発電事業
(Future 2017年1月23日号)