日本製紙クレシア/新たに3工場で太陽光発電設備を導入
日本製紙クレシアは、9月から順次、東京工場(埼玉県草加市)、興陽工場(静岡県富士市)、京都工場(京都府福知山市)の3工場にPPAモデル「DayZpower(デイズパワー)」による太陽光発電設備を導入する。
導入するPPAモデルは、同社の代理店でもある山善と、大阪ガス100%子会社のDaigasエナジーがPPA事業者となり、両社が業務提携したPPAモデル事業のブランド「DayZpower」の太陽光発電設備を導入し、発電された電力を日本製紙クレシアが購入・活用するというもの。日本製紙クレシアは昨春、開成工場で「DayZpower」を初採用しており、計画以上に発電していることから新たに3工場での導入を決めた。
太陽光発電設備の能力は、東京工場320kW、興陽工場320kW、京都工場4,057kWの合計4,697kWで、年間約2,183tCO2を削減できる見込み。各工場の試算概要は次の通り(①発電開始時期 ②年間発電量 ③年間CO2削減量)。
【東京工場】①10月 ②約38万kWh ③約168tCO2
【興陽工場】①9月 ②約37万kWh ③約162tCO2
【京都工場】①2025年1月 ②約423万kWh ③約1,853tCO2
(FUTURE 2024年5月27号)