単行本『紙パルプ 日本とアジア 2024』を刊行NEW
紙業タイムス社とテックタイムスは単行本『紙パルプ 日本とアジア2024』を2024年1月18日に刊行した。
本書は発展・変化するアジア経済圏の紙パルプ産業を知る恒例企画として高い評価を得ているが、今回はとくに新型コロナのパンデミックによるサプライチェーンの混乱、石油や原材料の高騰、さらにはロシアのウクライナ侵攻など世界経済にとってマイナス要因が立て続けに発生、他方では長引く中国経済の停滞も暗い影を落とす現状を踏まえ、アジアと日本の製紙産業現状と今後の展望などをまとめた。先行き不透明感増すアジアの製紙産業における事業展開の方向性や日本国内での企業基盤強化の在り方を考えるうえで参考にできる内容・構成となっている。
B5判・本文192頁、定価11,000円(本体10,000+消費税)
本書の内容は以下の通り。
●世界の中の日本とアジアの製紙産業
特別寄稿 デリスキングのための経済安全保障推進法の存在理由
東京大学名誉教授、日本印刷学会元会長 尾鍋史彦
●高まるASEANとの協調強化の重要性
中国ビジネスのリスクとチャンス/アジアの海洋プラスチック汚染/アジア会議に見るアフターコロナ/古紙センター「紙リサイクルセミナー」から
●構造変化加速の日中製紙産業とアジア 日 本:ユーザーの買い控え、節約志向に苦しむ
中 国:厳しい低迷状況から次第に回復傾向へ
アジア主要国の紙・板紙需給:韓国/台湾/フィリピン/インドネシア/マレーシア/ベトナム/タイ/インド/パキスタン
●Future誌に見るアジアの紙パルプ
貿易措置/古紙貿易/合併・統合・再編/市場動向/日本/韓国/中国/インドネシア/マレーシア/ベトナム/ブータン/タイ/インド
●アジアにおける紙連の主要日系企業
中国/台湾/韓国/フィリピン/ベトナム/タイ/マレーシア/インドネシア/シンガポール/カンボジア/ミャンマー/インド/UAE/トルコ
本書購入は以下のURLで。
http://www.st-times.co.jp/purchase