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トーモク/17工場の全使用電力を再生可能エネ由来に切替え


 トーモクは、国内の全生産拠点(17工場)で使用する電力を、再生可能エネルギー由来電力へ切り替えた。2021年度から順次導入を開始し、この4月に切替えを完了したもの。全使用電力約53GWhを再生可能エネルギー化することで、年間約2万3,000tのCO2排出削減を見込む。
 2022年度は、トーモク単体でScope1(事業者自身が直接排出する温室効果ガス)とScope2(他者から供給された電気・熱・蒸気に伴う間接排出)の合計が13年度比約41%減となった。トーモクグループは、30年度までにScope1と2の合計で、13年度比50%の温室効果ガス排出削減を目指しており、電力の再生可能エネルギー化に加え、燃料の重油から都市ガスへの転換、構内作業用リフトのバッテリー化、照明のLED化、生産設備の省エネルギー化、EVトラックの導入などにより、温室効果ガスの排出削減を加速させていく。
 【再生可能エネルギー由来電力導入工場】▽21年度…厚木、千葉紙器、トモプレスト、札幌、大阪▽22年度…神戸、小牧、長野、清水、浜松、館林、岩槻、青森、新潟、山形、仙台▽23年度(4月)…九州

(FUTURE 2023年5月15日号)

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