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2018

Archive for 2018

レンゴー/タイの段ボール関連会社の株式を取得

2018-03-14

 レンゴーのタイにおける合弁会社、タイ・コンテナーズ・グループ社はこのほど、バンコク近郊のサムサコーン県にある同社段ボール子会社、ダイナ・パックス社およびオリエント・コンテナーズ社の株式25%を個人株主から取得し、100%子会社化した。
 レンゴーグループは海外事業をコア事業の一つと位置付けており、中でもタイをはじめとした東南アジアでの段ボール事業は、重要な戦略事業として今後も供給体制の充実を図っていく。

〔タイ・コンテナーズ・グループ社〕
株  主:レンゴー30%、SCGパッケージング社70%
事業内容:段ボールおよび紙器、軟包装製品の製造・販売

〔ダイナ・パックス社〕
株  主:タイ・コンテナーズ・グループ社100%
事業内容:段ボール製品の製造・販売

〔オリエント・コンテナーズ社〕
株  主:タイ・コンテナーズ・グループ社 100%
事業内容:段ボール製品の製造・販売

                                        (Future 2018年2月19日号)

北上製紙/7月末付で全事業から撤退

2018-03-14

 日本製紙の連結子会社で日本紙パルプ商事(=JP)の持分法適用関連会社である北上製紙(持株比率:日本製紙62.9%、JP34.3%)はこのほど、7月31日をもってすべての事業から撤退することを決めた。今後は、解散・精算へ向けて検討を進めていく。
 北上製紙は、1948年の創業以来、地産地消の製紙会社として東北地区を中心に新聞用紙、段ボール原紙などを供給してきた。近年は特に、資源リサイクルを推進する製品開発と拡販に力を入れてきたが、古紙をはじめとする原燃料価格の上昇により、厳しい事業環境が続いている。コストダウンを徹底して製品価格の修正に取り組んできたが、今後の損益改善、安定的な黒字化は困難との見通しから、全事業の生産・営業を停止し、撤退することを決めた。

                                          (Future 2018年2月5 日号)
 

大王製紙/CNF実用化を見据え製品名を“ELLEX”に

2018-03-14

 大王製紙は2017年12月、三島工場内にセルロースナノファイバー(CNF)乾燥体のパイロットプラント(年産能力約10t)の建設工事を完了、これによりCNFの水分散液、成形体、乾燥体のサンプル供給体制が整った。実用化を見据えた開発を本格化させるに当たり、同社ではCNFの名称を“ELLEX(エレックス)”と命名、これら3形態のサンプル提供をベースに、自動車用部品、電化製品、塗料、食品、化粧品、紙・板紙や家庭紙製品などの用途開発を加速させる。
 同社はこれまで、CNFの樹脂複合材料、増粘剤、各種機能性製品への展開を目指し、省エネを追求したCNF水分散液のパイロットプラント稼働(16年4月)、CNFとパルプ繊維を複合化したCNF成形体の開発などを行ってきた。17年4月には、CNFをトイレ用ペーパークリーナーに配合した“エリエールキレキラ!目に見えない汚れまで徹底トイレおそうじシートナノEX”を発売、10月には“キレキラ!トイレクリーナー”の全商品にCNFを配合する品質リニューアルを実施している。このように、実用事例がまだ少ないCNFをいち早く採用した着眼点と先進性が評価され、18年1月には「2017年日経優秀製品・サービス賞優秀賞日経MJ賞」を受賞した。
 同社はこれまで、樹脂と複合化する上で水分を抑えたCNFが欲しいというニーズに対し、一部ユーザーに限定してサンプル提供してきたが、今回のパイロットプラント完成を機に、1月からは多岐にわたる用途開発および量産化に向けたサンプル提供を開始。今後はCNF乾燥体(粉末状)により、樹脂複合材料の量産試作に対応していくとともに、樹脂複合材料の加工性をさらに向上させるべく、樹脂にCNFを配合した「CNF高濃度配合ペレット」の供給に向けた開発を進め、事業化に向けた取組みを強化していく。
                                          (Future 2018年2月12 日号)

山陽製紙/鯉が生息できるレベルの工場排水を実現

2018-03-14

 山陽製紙はこのほど、活性炭ろ過が可能な排水処理設備を本格稼働した。設備投資額は3億円。これにより最大COD(化学的酸素要求量)および最大BOD(生物化学的酸素要求量)を、いずれも5ppm以下に抑えられる。CODとBODが5ppm以下の水は、鯉が生息できる水質レベル。工場排水は、①接触酸化槽 ②凝集・加圧浮上装置 ③ろ過塔 ④活性炭塔を通してCODとBODを5ppm以下に処理し、河川に放流される。
 現在の排出基準値(大阪府水質汚濁防止法、瀬戸内海環境保全特別措置法)は50ppmであり、山陽製紙の排水はこの基準をクリアしているため、排水のCODやBODを5ppm以下に抑える法的要請はなかったが、「紙創りを通してお客様と喜びを共有し、環境に配慮した循環型社会に貢献する」という経営理念に基づき、同設備を導入したもの。同社では、2017年7月から工場と本社で使用する電力エネルギーのすべてを、水芭蕉水力発電所でつくられたクリーンエネルギーに切り替えているほか、近隣河川の清掃活動を地域住民とともに行っている。
 なお同社では、工場見学を実施しており、排水処理設備も見学できる。webサイト(http://www.sanyo-paper.co.jp/)で受け付けている。
                                      (Future 2018年2月12 日号)

大日本印刷/紙容器の世界大手と日本で合弁会社設立

2018-03-14

 大日本印刷(DNP)は4月1日付で、飲料・食品向け紙容器メーカーの世界大手、SIG Combibloc Group(SIG社。本社:スイス)と、日本国内に合弁会社「㈱DNP・SIG Combibloc」を設立する。新形状の飲料・食品用紙容器と充填機を提供していく。
 合弁会社の資本金は1億5,000万円で、出資比率はDNP50%、SIG社50%(DNPの連結子会社となる)。所在地は大日本印刷本社と同じ(東京都新宿区市谷加賀町1-1-1)で、事業内容は、SIG社が開発した「飲料・食品向け液体紙容器」と、その内容物を充填・包装する「無菌充填システム」の販売、および販売した同システムの修繕部品販売・保守サービス。
 SIG社の無菌充填システム(写真)は、果物、野菜、シリアル、ゼリーなどの小さい固形物を液体と一緒に充填できるのが最大の特長。また、1時間当たり最大2万4,000カートンの充填が可能で、紙容器では世界最高水準のスピードを有す。さらに、短時間で品種替えできるほか、包装資材のロスも少なく、多様な内容物に対応できる柔軟性と低コストの両立が可能。
 一方、液体紙容器は、再開封可能な口栓付き紙容器など、形態・容量・開封方法が異なる約100品種の製品を提供する。また、電子レンジ加温が可能な新容器“Heat & Go”も開発中で、この新容器と固形物充填を組み合わせて、加温可能な固形物入り飲料という新しいカテゴリーの商品提供が可能となる。
 今秋から充填機を導入し、包材の納入は2019年春に開始する予定。22年に日本の無菌紙容器市場2位のシェア獲得を目指す。                                         (Future 2018年3月12日号)

 

王子ホールディングス/深紫外LED用微細構造体を新開発

2018-03-14

 王子ホールディングスはこのほど、深紫外LEDの光取出し性能を向上させる微細構造体を開発した。この微細構造体を、DOWAエレクトロニクスの開発する発光中心波長310nm帯の深紫外LEDに導入することで、世界トップクラスの90mWの出力を達成した。
 310nm帯の深紫外域は、樹脂硬化や皮膚治療などに用いられるが、設備の小型化、高出力化が望まれていた。王子が開発したナノレベルの微細加工技術を適用した微細構造体付サファイア基板を、DOWAエレクトロニクスの深紫外LEDに導入することで、従来の水銀ランプやエキシマランプなどに比べて設備が大幅に小型化し、光取出し効率も従来比約20%増(90mW)の高出力化を実現できた。
 同微細構造体を導入した310nm帯の深紫外LEDは、DOWAエレクトロニクスが4月から量産を開始する予定。

(Future 2018年2月26日号)

阿波製紙/阿南事業所で工場棟と倉庫が竣工

2018-03-14

 阿波製紙では、かねて阿南事業所で建設を進めてきた工場棟および倉庫が完成し(写真)、2月9日に竣工式を執り行った。
 今回の工事では、東南海地震による津波浸水被害を想定した防災対策(BCP)により、安定供給をさらに強固なものとしたほか、商品を輸出コンテナへ直接荷詰めできるようにして物流の効率化を図った。

(Future 2018年3月5日号)

国際紙パルプ商事/松阪木質バイオマス 発電所が稼働開始

2018-03-14

 国際紙パルプ商事が2016年9月より出資しているバイオマス発電事業会社「バイオマスパワーテクノロジーズ」は、三重県松阪市で「バイオマスパワーテクノロジーズ松阪木質バイオマス発電所」を設立、1月から稼働開始した(写真)。
 同発電所は、“電力の地産地消”を念頭に、三重県を中心に発生する未利用森林資源をバイオマス燃料として有効活用している。また、歩留り材と呼ばれる木の皮や根などの燃えにくい素材を燃料チップとして活用できるボイラーを使用、歩留り材利用にフォーカスしたビジネスモデルを展開している。
 1月22日に執り行われた竣工式には松阪市の竹上市長も参加し「地域の木材が発電にも使われることで新しい循環が生まれ、松阪市の林業が発展することを祈っている」と祝辞を述べた。
 松阪市はバイオマス活用推進計画(14~24年の10年間)を策定し、森林バイオマスの利用率を27%から51%に引き上げる目標を掲げており、今回の発電所稼働は、この計画に沿った事業の一つ。
 同発電所は、年間1万4,000MWh(一般家庭4,000世帯相当の電力)の発電計画で1月1日から商業運転を開始した。1月の発電量実績は計画対比110%超で操業し、順調なスタートをきっている。
 国際紙パルプ商事は昨年8月から、国内未利用材を木質バイオマス発電燃料として販売しており、「森林資源の有効利用を推進する“サーマルリサイクル事業”と、古紙を再資源化する“マテリアルリサイクル事業”の両輪による総合循環型企業を目指す」としている。

 

 

(Future 2018年3月12日号)

国際紙パルプ商事/印刷可能な感温センサーの技術研究組合を設立

2018-03-14

 国際紙パルプ商事は2月26日、㈱IP Bridge、㈱C-INK、㈱PMCODEと共同で、「プリンタブルセンサーコード技術研究組合」を設立した。
近年は国内外で、物流過程の品質管理やトレーサビリティが求められる製品が増加しており、温度管理に関しても潜在的需要が高まっている。4社による技術研究組合は、これらのニーズに応えるため設立されたもので、インク技術、印刷技術、ソフトウェアを統合し、ラベル・パッケージなどに印刷可能な感温センサー(プリンタブルセンサーコード)の開発を進めていく。
 同技術研究組合は、産業活動で利用される技術に関して、各機関・企業(組合員)が自らのために共同研究を行う相互扶助組織(非営利共益法人)。組合員は、事業化に向けたプランに従い、研究開発人員、共同研究費などを出し合って共同研究を行い、その成果を共同で管理し、組合員相互で活用する。

〔設立時の組合員企業〕
IP Bridge(東京都千代田区)、国際紙パルプ商事(東京都中央区)、C-INK(岡山県総社市)、PMCODE(三重県桑名市)

(Future 2018年3月19日号)

大王製紙/「排泄ケア支援アプリ」で排泄ケア情報を提供

2018-03-14

 大王製紙は、在宅介護者の排泄ケア情報不足を解消するため、㈱日本エンブレースが2013年に開発した医療介護専用の多職種連携SNS「メディカルケアステーション」と連携し、「排泄ケア支援アプリ」を提供していく。4月21日からパイロット運用を開始し、10月21日から全国運用を開始する予定。
 同サービスでは、日本エンブレースにより医療介護従事者専用に開発された、完全非公開型SNSの「メディカルケアステーション」に、大王製紙が排泄ケアの情報や商品選択・使い方ガイド機能を持つオリジナルアプリを提供する。詳細は、大王製紙が3月14日に実施する「地域包括ケア医介連携研究会」で発表された。

(Future 2018年3月19日号)

「ファインケミカルジャパン2018」が4月18日から東京ビッグサイトで開催

2018-03-14

 UBMジャパン㈱主催の「ファインケミカルジャパン2018」が2018年4月18~20日、東京・有明の東京ビッグサイトで開催される。

 化成品の高機能化、より快適な生活環境の実現に向けた機能性素材の開発への期待は一段と大きくなっているが、反面、日本においては化学メーカーが先端技術や化成品を広く発信する機会が不十分であったことを受け、UBMでは昨年、化学業界に特化した展示会として第1回展を開催。国内外化学メーカーや各分野の研究・開発担当者など約1万2,000人が来場し盛況のうちに閉幕した。
 今回はさらに規模・内容とも充実し、出展規模80社・団体100小間を予定、来場者数約1万4,000名を見込む。
 なお、同展は医薬品開発、医療機器開発などをテーマとした10の専門展示会で構成される「ジャパンライフサイエンスウィーク2018」のなかで開催される。

問合せ先
「ファインケミカルジャパン」運営事務局(UBMジャパン㈱内)
TEL 03-5296-1020 FAX 03-5296-1018
(担当;椎名・権田)
URL
http://www.finechemicals-japan.com

〈3月19日号〉

2018-03-14

 

●R&D情報
2017年の紙・板紙、原料需給動向/一段と鮮明になったグラフィック系、パッケージング系の明と暗

●ワールドレビュー
業績不振で特殊紙部門の分離を模索する米国グラットフェルター

●話題を追って
日本家庭紙工業会の講演勉強会/本気と根気と覚悟で今こそ業界改革を
アジアの紙リサイクルシステム構築支援事業/フィリピンを対象に受入れ研修を実施

●今週の数字
2017年のクラフト紙袋出荷実績/トップの「合樹」用が引き続き高伸長

●ワイドフレックス
WWF 温暖化対策ランキング〜建設・不動産 編/偏差値60以上の8社はすべて建設業

●マーケット
日本の広告費は6年連続プラス成長/紙系媒体のシェアはかろうじて30%台キープ

●統計と市況
板紙

●ニュースファイル
企業の動き・決算・催事・人事異動

〈3月12日号〉

2018-03-14

 

●R&D情報
全国一律ではないインバウンド需要の恩恵/東京一極集中がさらに強まった洋紙代理店の国内販売実績

●ワールドレビュー
中国のクリーン作戦で混乱が広がる世界の古紙貿易市場

●話題を追って
新機能性材料展2018/素材の可能性を拡げる多彩な提案
製紙連が労災防止の行動計画を策定/将来的に設備安全基準の検討・制定も

●Future’s EYE
第14回「紙メディア」シンポジウム/紙と電子、そのポテンシャルを探る各分野の第一線講師が問題提起

●ワイドフレックス
古紙センター 集団回収感謝状贈呈式/日本の古紙を支える初期分別の徹底

●今週の数字
2017年の軽包装袋生産実績/2年ぶり40億袋台回復も勢いは鈍い

●統計と市況
関連指標

●米国市況
新聞・出版・印刷・情報用紙

●ニュースファイル
企業の動き・決算・トピックス・人事異動

〈3月5日号〉

2018-03-14

 

●R&D情報
旗を立てオープンイノベーションを/CNFの社会実装化に不可欠な「新たな結合」と「異分野連携」

●ワールドレビュー
ロイコ染料不足と輸送コスト上昇で値上げを進める北米感熱紙業界

●話題を追って
大型M&Aに揺れる北米段原紙業界/ウエストロックが49億㌦でカップストーンを買収へ

●マーケット
板紙代理店 2017年の国内販売実績/2年ぶりのプラスもカバー率は低下

●REPORT
製紙業界の違法伐採対策モニタリング事業/内容の充実、レベルアップを高く評価

●統計と市況
原材料

●中国市況
古紙・パルプ

●ドイツ市況
紙・板紙、古紙

●ニュースファイル
決算・企業の動き・催事・人事異動

<3月1号>地域特集■北海道

2018-02-28

 

地域特集 ■ 北海道

●Interview
笹島久義(新生紙パルプ商事)/記録的な不漁に見舞われた2017年 各方面との関わりにより新たな需要創出へ
長谷川裕一(北海紙管)/国際情勢に拘わらず 今後も道内製紙メーカーとの協調路線を堅持

●催事
大丸《新春商談会》テーマは「結集!大丸の“idea”」 働き方改革への具体的取り組みなどを提案

●話題
業界再編/王子HDが三菱製紙を持適会社化へ 株式33%保有で複数の役員を派遣
全国小中学生“紙リサイクル”コンテスト2017/優秀作の表彰式を開催
国土交通省/少子高齢化社会への貢献に向け 下水道への紙オムツ受入れについて検討会を設置
レイメイ藤井/紙専門ECサイト「PAPER INN STORE」の開設に先立ち“スーパーフラワー”の販売開始

●団体催事
2018年新年互礼会・語録
東京洋紙同業会・紙青会《新年合同講演会》/IoT の時代に紙の「優位性・可能性・利便性・合理性・創造性」を伝えていく一年に
名古屋洋紙同業会《第51回定時総会開催》/新理事長に岡田光弘氏

●催事
西日本段ボール工業組合《職長安全衛生教育研修》開催&鳥取県と13府県目の《防災協定締結》
紙のまち・四国中央市《新春紙初市》昨年を上回る売上高で幸先よく「平成30年」がスタート
国際紙パルプ商事《第1回販促EXPO 春》に出展
《東京ギフト・ショー 春2018》ギフト・販促向けに高付加価値な紙製品揃う

●製品紹介
くらしと紙/王子ネピア、大王製紙、ユニ・チャーム

●インフォメーション

●統計
板紙/17年11月生産実績 前年比104.9%
段ボール/段ボール生産量実績 11月度は前年比100.7%
パルプ・パルプ材/国産・輸入ともパルプ高騰
出版/17年の出版市場過去最大6.9%減

2018年 <3月号>

2018-02-27

 

●巻頭インタビュー
IoTとAIの活用範囲を広げ既存設備とエネルギー対策の効率向上を
日本製紙㈱取締役執行役員技術本部長兼エネルギー事業本部長 上田彰司氏

●寄稿
紙リサイクルの最新研究について(1)─ 乾燥−再湿潤−離解の繰り返しがクラフトパルプ繊維およびそれから作製した紙の基本的物性に与える影響
京都大学 山内龍男
最近のインテリジェントロールiRoll適用のトピックス ─ Sappi Alfeld PM2およびSsangYong TM4での導入例
バルメット・テクノロジーズInc./バルメット㈱/同 タツ・ピッカネン,斉藤信,山崎秀彦
ペーパーメイキング.ネクストレベル ─ デジタル化による製紙の品質と効率の改善
㈱IHIフォイトペーパーテクノロジー制御技術部 清水良三
世界の特殊紙市場における最新動向と今後
豊福邦隆
老舗を再生させた三代目が,ものづくり企業に贈る 「バンコク訪問記」Part 5
中山商事㈱代表取締役社長 中山裕一朗
老舗を再生させた三代目が,どうしても伝えたい「経営革新」講義(63)微笑みの国・タイで見つけた「社会を良くする板紙製品」
中山裕一朗

●業界動向
日本製紙連合会/2018年紙・板紙内需試算を公表 ─ 2,638万t・0.9%減で8年連続の前年割れに
データシート/紙パルプ産業のエネルギー事情 2017年度(16年度実績)版
2017年に見る設備投資・技術研究開発と関連サプライヤーの動き
バルメット/広報誌でIoT活用のメリットを紹介 ─ 日本でのCFBボイラー納入事例も掲載
京都市産業技術研究所/「CNFナショナルプラットフォーム事業」開始にあたりシンポジウムを開催
日本不織布協会/「ANEX2018」成功に向け協力支援を ─ 新春賀詞交歓会を3地区で開催
日本衛生材料工業連合会/健康長寿“共生社会”実現に向け努力続ける ─ 280名が参加し新年賀詞交歓会を開催

●講演・セミナー・展示会
産業技術総合研究所/第2回FlowSTシンポジウム
繊維学会/繊維の応用講座 ─ 繊維科学が支える衛生分野のヒット商品
日本印刷学会紙メディア研究委員会/“明治150年”に紙メディアの将来を探る ─ 第14回「紙メディア」シンポジウムを開催
高分子学会/高機能性高分子接着剤の最前線 ─ ますます拡がる活躍の場
INCHEM TOKYO 2017/6つの展示会に加え多彩な講演・セミナーを併催

●ニュース・統計
月間ニュース
海外情報
アジア通信
機械・資材業界短信
イベントカレンダー
紙パルプ製品・設備・原材料 月別需給統計〈平成29年12月度〉

<2月2号>地域特集■九 州

2018-02-27

 

地域特集 ■ 九 州

●催事
九州紙業界三者賀詞交歓会/メーカー・代理店・卸商一体で「変化」しながら「進化」に繋げる年に

●Interview
田北裕之(大分製紙)/再生産可能な利益を確保し「物流改革」と「働き方改革」の同時実現を
松浦伸行(日本紙パルプ商事/縦のラインによるパートナーシップの構築を
橋本昌仁(国際紙パルプ商事)/仕事は「業務」プラス「改善」〜自ら行動を起こす風土に変える〜
御手洗康仁(新生紙パルプ商事)/「異業種連携のジョイント役」「NEW」で新たな柱を

●地域の有力企業

●Interview
伊藤洋夫(遠州紙工業)/人と素材にこだわり改善を推進 70周年を機に新工場を建設

●団体催事
2018年新年互礼会・語録
家庭紙2団体《新年互礼会》/高付加価値製品の拡販により日本製品の需要拡大目指す
日衛連《記者会見・新年賀詞交歓会》/医療と介護同時改定への対応に注力 日中企業交流会の東京開催も報告
日本チェーンストア協会/《協会設立50周年記念・新年賀詞交歓パーティー》新会長に小濵裕正氏を内定

催事
平和紙業大阪本店《白い紙だけの展示会》/「PAPER LAB.〜Beginning〜」300種類の紙見本を一気に公開

●話題
えひめ洋紙/オリジナル商品がTV連続ドラマに採用 エンドロール社名登場は昨夏アクアスに続く快事

●製品紹介
くらしと紙/日本製紙クレシア、河野製紙、コクヨ

●インフォメーション

●統計

 東京市況/A2巻取が低調 春物企画の動き乏しく
家庭紙/年末の需要期も安定傾向で推移
古紙/11月の古紙需給 在庫が軒並み前年増

〈2月26日号〉

2018-02-27

 

●R&D情報
輸出は15年ぶりに過去最高値を更新/板紙輸出の拡大で数量・金額とも出超となった17年の紙・板紙貿易

●ワールドレビュー
中国の輸入規制でMRFの淘汰が始まった米国古紙回収業界

●話題を追って
王子HDが三菱製紙を持適会社化へ/株式33%保有で複数の役員を派遣

●今週の数字
2017年の木材チップ輸入通関/7年ぶりに1,200万tの大台を回復
2017年の製紙用パルプ輸入/3年ぶりのプラスでBKPは2桁伸長に

●講演から
国交省 総合政策局物流政策課 平野 達也 企画官/「総合物流施策大綱」は何を目指すか

●ワイドフレックス
林業女子会発起人 井上 有加 氏/森に人が集う、ムーブメントのつくり方〈2〉

●統計と市況

●国際市況
市販パルプ

●ニュースファイル
企業の動き・決算・催事・新製品・人事異動

〈2月19日号〉

2018-02-27

 

●R&D情報
インバウンド効果や越境ECが追い風/衛生用紙、段原紙が牽引する2018年の紙・板紙内需試算〈2〉

●ワールドレビュー
特注生産と個別対応の柔軟性がECビジネスを勝ち抜くための条件

●今週の焦点
下水道への紙オムツ受入れ/国交省が検討会を設置し議論を開始

●マーケット
2017年の出版市場/紙媒体の販売額は13年連続で減少

●話題を追って
2017年の古紙輸出/過去10年で最低となった対中シェア
全国小中学生“紙リサイクル”コンテスト2017/古紙センターが優秀作の表彰式を開催

●講演から
林業女子会発起人 井上 有加 氏/森に人が集う、ムーブメントのつくり方

●R&D情報関連付表
2018年 紙・板紙内需試算 関連参考資料

●統計と市況
板紙

●ニュースファイル
企業の動き・団体の動き・決算・催事・新製品・トピックス・人事異動

単行本『紙パルプ 日本とアジア 2018』を刊行

2018-02-07

 紙業タイムス社とテックタイムスは単行本『紙パルプ 日本とアジア2018』を12月20日に刊行、発展・変化するアジア経済圏の紙パルプ産業を知る好書として高い評価を得ている。

 B5判・本文208頁、定価10,000円(税・送料別)。

 本書の内容は以下の通り。

 ●アジア躍進下における日本と中国の製紙産業

 特別寄稿/明治維新150年を機に近代史から振り返る東アジアの中の日本と紙パルプ産業の将来(東京大学名誉教授、日本印刷学会元会長 尾鍋史彦氏)

 特別寄稿/国際協力の推進により持続的成長を追求(中国紙パルプ研究院)

 ●東南アジア経済の発展と進出企業の課題

 具体化する中国「一帯一路」構想/アジア進出日系企業の労務管理

 ASEAN10ヵ国の対日世論調査/日印産連 海外出張報告会

 ●日中製紙産業の展望とアジア主要国の動向

 日本/需要に見合った供給で安定した収益体質を

 中国/新たな成長求め“一帯一路”の国際展開へ

 アジア主要国の紙・板紙需給

 ●Future誌に見るアジアの紙パルプ

 古紙輸入規制/貿易措置/域外投資・買収/欧米/日本/中国/台湾/韓国/ベトナム/タイ/インドネシア/マレーシア/インド

 ●アジアにおける製紙関連の日系企業

 中国/台湾/韓国/フィリピン/ベトナム/タイ/マレーシア/インドネシア/ラオス/シンガポール/カンボジア/ミャンマー/インド/UAE/トルコンボジア ミャンマー インド

2018年版『紙パルプ 企業・工場データブック』を刊行

2018-02-07

 紙業タイムス社とテックタイムスの両社は好評企画『紙パルプ 企業・工場データブック』の2018年版を1月31日に刊行した。
 同書は、長年にわたって両社が蓄積したデータやノウハウを駆使し、高度情報化時代に相応しい新たな視点から紙パルプ企業の企業概要、本社・事業所や工場のデータを再構成、機械・資材・薬品サプライヤーの企業データや生産出荷をはじめとする各種統計なども併せて掲載。紙パルプメーカーはもちろん、関連機械・資材・薬品メーカーや印刷・出版などの需要家、加工業者、流通・商社など、紙パルプ関連業界の日々のビジネスに活用できるよう、見やすく使いやすい実用的データブックとして2年に1度内容を一新して頒布している。

B5判・本文358頁。定価20,000円(税・送料別)。

購入申込みはinfo@st-times.co.jpのメールアドレスで受け付けている。

〈2月12日号〉

2018-02-05

 

●R&D情報
内需見通しは12年連続のマイナス予測も/Eコマース拡大やイベント需要に期待が持てる18年の紙・板紙〈1〉

●ワールドレビュー
ディスポーザブル飲料容器への課税導入を求める英国下院議員

●今週の焦点
新年互礼会—トップの発言から〈3〉/生産性向上と働き方改革を進める

●今週の数字
日紙商組合員の紙・板紙販売実績/2017年の1社平均は4年ぶりにプラス

●話題を追って
結成30周年の節目を迎えた紙パ連合/メーカートップやOBを迎え記念レセプション開催

●マーケット
2017年の訪日外客数は2,869万人/中国と韓国は初めて700万人の大台に
訪日外国人の旅行消費額/5年連続の記録更新で初の4兆円台

●統計と市況
関連指標

●米国市況
板紙・包装用紙

●ドイツ市況
紙・板紙、古紙

●ニュースファイル
企業の動き・団体の動き・決算・トピックス・人事異動

2018年 <2月号> 特別企画 最新計装ガイド2018

2018-02-05

 

●巻頭インタビュー
IoT活用と多様性推進をキーワードにニューアイテムとニューエリアを開拓
王子ホールディングス㈱取締役・常務グループ経営委員,コーポレートガバナンス本部副本部長,イノベーション推進本部分掌,王子エンジニアリング㈱代表取締役社長 加來正年氏

特別企画 最新計装ガイド2018

●特集寄稿
現場を支える次世代工場ITインフラの姿
横河電機㈱IAシステム&サービス事業本部ライフサイクルサービス事業部市場開拓部 日向佑介,関戸孝,片田良平,土居昭一
IoT時代に向けてのシステム提案
ハネウェルジャパン㈱ハネウェル・プロセス・ソリューションズ 上野貞雄
バルメット・インダストリアル・インターネット 概要と最新海外事例
バルメット㈱オートメーションビジネスライン 板東永師

●特集業界動向
紙パルプ技術協会/生産性向上に向けたIoT活用事例を報告 ─ 第41回紙パルプ計装技術発表会
日本製紙/欠点検査装置をテーマに「第6回計装勉強会」 ─ ヒューテック東京支店(宮原)に担当技術者29名が参集
SCF2017/計測展2017 TOKYO/IoTの「実践」が鮮明になるなか正式な合同開催へ発展
FDTグループ日本支部/IIoT時代に向けた最新技術を報告 ─ ユーザセミナー2017を開催

●計測制御関連機器・システム紹介
●計装関連機器サプライヤーガイド

●サプライヤーに聞く
P&S事業の本格的展開へ向け機構改革を実施し業務連携を強化
㈱IHIフォイトペーパーテクノロジー 代表取締役社長 森田博文氏

●寄稿
中国特殊紙産業の発展状況と市場動向について(2)─ 生産能力適正化と利益率向上が課題に
豊福邦隆

●連載
老舗を再生させた三代目が,どうしても伝えたい「経営革新」講義(62)社会を良くする板紙製品
中山裕一朗

●講演・セミナー・展示会
紙のエレクトロニクス応用研究会/マスプロにはない技術に“面白味” ─ 第13回技術研究発表会&交流会を開催
植物科学シンポジウム2017/植物科学のバイオ農業への展開
繊維学会/「豊かな社会」を支える家庭紙・板紙・特殊紙に焦点を当てたシンポジウム

●ニュース・統計
月間ニュース
海外情報
アジア通信
機械・資材業界短信
イベントカレンダー
紙パルプ製品・設備・原材料 月別需給統計〈平成29年11月度〉

紙パルプ 日本とアジア2018

2018-01-31

紙パルプ 企業・工場データブック2018

2018-01-31

<2月1号>地域特集■四 国

2018-01-26

 

地域特集 ■ 四 国

●Interview
井川博明(カミ商事)/暮らしのあらゆるシーンへの商品を開発・提供 ティシュー市場活性化のため対人用・対物用と差別化商品も視野に
三木慎一郎(三木特種製紙)/原料供給先を歴訪、仕入安定に注力 人材採用・教育にITも活用
井原博史(カクケイ)/和紙文具・雑貨文具・バレンタイン商品などに次いで更なる業容拡大に挑戦

●Topics
川之江造機、バルメット/家庭紙の最新技術をスウェーデン大使館で紹介《New Advanced Tissue Technology Day》

●地域の優良企業

●Report
紙パ産業にみる事業コンテンツの変遷/紙の誕生2000年、段ボール160年…主役はグラフィックからパッケージへ

●催事
栗原紙材/社長長女・利佳さん、ニコラ夫婦《Xmasランチコンサート》を開催
エコプロ2017─環境とエネルギーの未来展〈後篇〉/それぞれの立場から訴求する社会的課題解決のための施策

●インフォメーション

●統計
板紙/17年10月期生産実績 前年比101.4%
段ボール/段ボール生産量実績 10月度は前年比104.0%
パルプ・パルプ材/パルプ材輸入が7ヵ月ぶりの100万t台
出版/市場の落ち込み過去最大の見通し

紙・板紙需給11月/紙・板紙国内出荷は4ヵ月連続減

2018-01-26

 日本製紙連合会が集計した11月の紙・板紙国内出荷は前年同月比△1.1%の214.1万t、4ヵ月連続の減少となった。うち、紙は△3.2%の113.6万tで6ヵ月連続の減少。他方、板紙は13ヵ月連続増で+1.3%の100.6万t。主要品種は、衛生用紙、段ボール原紙、白板紙を除き減少している。
 紙・板紙のメーカー輸出は前年同月比+33.9%の15.2万tで、23ヵ月連続の増加。うち、紙は+29.0%の9.5万tで4ヵ月連続の増加。板紙は+43.0%の5.7万tで26ヵ月連続プラスとなった。紙・板紙ともに東アジア、東南アジア向けの増加が寄与した。
 紙・板紙の在庫は前月比△5.0万tの211.5万tで前月の増加から減少に転じた。うち、紙は新聞用紙、印刷・情報用紙などの減少により、前月の増加から減少に転じて△3.6万tの141.8万tとなった。板紙は△1.4万tの69.7万tで、段ボール原紙の減少により3ヵ月ぶりの減少となった。

〔主要品種の動向〕
 新聞用紙:国内出荷は前年同月比△4.5%の22.7万t、前月の増加から減少に転じた。
 印刷・情報用紙:国内出荷は△5.2%の62.4万tで6ヵ月連続の減少。一方、輸出は+37.1%の6.9万tで、前月の減少から増加に転じている。
 包装用紙:国内出荷は△0.5%の6.1万tで2ヵ月連続の減少。輸出は△2.6%の1.5万tで4ヵ月ぶりの減少。
 衛生用紙:国内出荷は+2.2%の15.7万tで3ヵ月ぶりの増加。
 段ボール原紙:国内出荷は+1.2%の80.8万tで13ヵ月連続増。輸出は+45.7%の5.5万tで26ヵ月連続のプラス。
 白板紙:国内出荷は+1.5%の12.8万tで4ヵ月連続の増加。

(Future 2018年1月15 日号)

王子ホールディングス/マレーシアGSPPで段原紙マシン増設

2018-01-26

 王子ホールディングスがマレーシアの連結子会社、GSPP(GS Paper & Packaging Sdn. Bhd. )で段ボール原紙マシンを新設する。年産45万tの規模で、完成後は既存マシン2台(合計年産30万t)と合わせた総年産能力が75万tとなる。ユーティリティ関係も含めた総投資額は約350億円で、稼働開始は2021年4月の予定。
 王子グループでは、かねて経営戦略の基本方針として「海外事業の拡大」を掲げており、その一環として2010年4月にGSPPを完全買収、アジア市場の本格的な開拓に向けた橋頭堡を築いた。この買収時点では王子が全株式を取得していたが、実質的には丸紅との共同入札だったこともあり、同年8月に株式の25%を丸紅に譲渡している。
 ちなみに両社は07年、GSPPが最初に売りに出された時も別個に入札に参加。だが、この時は投資ファンドのCVCに勝てなかった。そこで3年後にCVCがGSPPを競争入札で売却する方針を打ち出した際、今度は両社協調のうえ王子が代表して応札、3年越しの買収に成功したという経緯がある。
 GSPPは、段原紙・段ボールを一貫生産するクアラランガット工場(所在地;クアラルンプール国際空港近郊)と段ボール専業のペナン工場(同;半島西方のマラッカ海峡に位置する島)という2ヵ所の製造拠点を持ち、直近の売上高は日本円換算で約300億円、従業員数は約1,300名。今回、マシンを増設するのは敷地面積39.6万㎡のクアラランガット工場で、ペナン工場(6.6万㎡)の約6倍という規模。
 GSPP買収を契機に、王子グループの東南アジアにおける段ボール事業は順調な拡大を続けており、加工拠点も20ヵ所に増えているが、使用段原紙の大半はグループ外部から調達しており、その自給率向上が課題となっていた。また近年の東南アジア市場では段原紙の高品質化、低米坪化の要望が高まってきている。
こうしたニーズに対応するとともに王子HDとしては今般の増設により、現在30%程度にとどまっているグループの自製原紙使用比率を、70%前後まで高める意向。同時に引き続き外販もしていくことで、段ボール/段原紙の両分野において新たなマーケットシェアの獲得を目指す。
 また原紙マシン増設と併せて、エネルギー供給および用排水設備も更新することでコスト競争力を向上させ、グループ事業基盤の強化を図っていくとしている。投資金額の内訳はマシン部門が200億円、その他部門が150億円と後者のウェイトが高い。
このうちエネルギー関係では液化天然ガス(LNG)を使用した発電用ボイラーを新設し、購入電力から自家発電に切り換える計画。マレーシアはLNGの一大産出国でもあり、他の東南アジア諸国に見られるような電力不足はまず起こらない。
 しかし「電力や用排水などのユーティリティを外部に頼っていると、何か起きた時に融通が利かずリスクが大きい」(王子産業資材マネジメント)という判断から、マシン増設と同じタイミングで投資に踏み切る。新マシンが供給量と品質の面で競争力向上に直結する投資であるとすれば、ユーティリティの方はGSPPの高いコスト競争力を将来にわたって担保するためのものだと言える。
 なお45万tの段原紙増産に見合う原料古紙の調達については、現時点で具体的に定まった計画はなく、GSPPがマレーシア全土に保有する30数ヵ所の古紙集荷拠点から増量を図るほか、必要に応じて日本を含む海外からの輸入も検討するとしている。

(Future 2018年1月29 日号)

王子グループ/インド南部に段ボール新工場を建設

2018-01-26

 王子ホールディングスは、インドのタミル・ナドゥ州チェンナイに、重量物包装用(第1期)および一般用(第2期)の段ボール工場を建設する。
第1期の重量物包装用段ボールは2018年12月の営業開始予定で(ヴァラム・ヴァダカル工業団地)、投資額は約10億円。第2期では、一般用段ボールの製造設備を19年末までに設置する。
 王子グループは事業構造の転換を推進する中で、「海外事業のさらなる拡大」を柱の一つとしており、インドでは2014年7月に北部のラジャスタン州ニムラナ工業団地で一般用段ボール工場(Oji India Packaging社)を立ち上げ、現在、生産能力増強工事を進めている。
 重量物包装用段ボールについては、2015年12月に同じくインド北部のウッタル・プラデーシュ州グレーターノイダで工場(Oji Interpack India社)を稼働、その後、南部のタミル・ナドゥ州チェンナイでも営業所を開設し、二輪車と四輪車関連部品の輸出に対応した重量物包装用段ボールを供給している。今回の新工場建設は、この供給体制を強化するため。またチェンナイでは、経済発展に伴い一般用段ボールの需要拡大が見込まれることから、インド北部に続き一般用段ボールの製造設備も設置する。
 なお今回の新工場は、東南アジア・インド地域における王子グループのパッケージング拠点として29カ所目。

(Future 2018年1月1 日号)

レンゴー/マレーシア子会社を100%子会社化

2018-01-26

 レンゴーはこのほど、マレーシア・クアラルンプール近郊のシャーラムにある段ボール子会社、レンゴー・パッケージング・マレーシア社(=RPM社)株式の25%をタイ・コンテナーズ・グループ社から取得し、100%子会社化した。
 レンゴーグループは、マレーシアをはじめ東南アジアでの段ボール事業を、海外部門における重要な戦略事業と位置づけており、今後も供給体制の充実を図っていく方針。

 〔レンゴー・パッケージング・マレーシア社概要〕
 所在地:No. 11, Jl. Trompet 33/8 Sek 33, Shah Alam, Selangor Darul Ehsan  40400, Malaysia
 代表者:大西洋史
 事 業:段ボールの製造・販売

 〔タイ・コンテナーズ・グループ社 概要〕
 所在地:1 Siam Cement Rd., Bangsue, Bangkok 10800, Thailand
 代表者:Poramate Larnroongroj
 株 主:レンゴー30%、SCGパッケージング社70%
 事 業:段ボールおよび紙器、軟包装の製造、販売

(Future 2018年1月15 日号)

北越紀州製紙グループ/伊・大手包装機器メーカーと独占的販売契約を締結

2018-01-26

 北越紀州製紙の連結子会社で飲料用紙容器や食品包装・菓子箱などを製造・販売するビーエフ&パッケージはこのほど、三菱商事パッケージングと共同で、イタリアの大手無菌充填システムサプライヤー、IPI S. r. l.(=IPI)と、アセプティック飲料用紙容器および無菌充填システムの独占的販売契約を締結した。乳業メーカー、食品・飲料メーカー向けにIPI充填システム(充填機と飲料用紙容器)の販売を開始する。
 IPIは原紙ロール供給型の無菌充填機と飲料用紙容器の製造・販売で35年以上の実績を持つ、世界有数のサプライヤー。欧州、アフリカ、東アジアなど世界40ヵ国以上で事業を展開している。
 IPI飲料用紙容器の最大の特徴はその形状で、天面中央に大きなキャップを装着し、“開けやすく、注ぎやすく、飲みやすく”なっている。かつ長期保存可能なアセプティック包装容器でもある。用途に応じて、①カリッツ ②スーパースリム ③スリム ④スタンダード ⑤スクエアの5種類をラインアップしており、例えばカリッツ(写真)は、グラスをモチーフとしたデザインに加えて、緩やかな曲線を描く胴部の形状がユニークさと持ちやすさを備えている。
 また充填機NSA-evoは、シンプルかつコンパクトな設計で、簡単なオペレーションを実現しつつ、品質レベルの高い無菌充填機。容量は100~1,000から選択可能で、充填能力は125~250の場合で6,000本/h。ほかにも高速タイプの充填機としてFX120(充填能力:100~350で1万2,000本/h)をラインアップしており、充填量に応じたサイズ変更が可能なフレキシブル仕様となっている。
 ビーエフ&パッケージでは、2018年春にはユーザー向け内覧会を開催し、Caliz(カリッツ)と充填機NSA-evoを紹介する予定。
(Future 2018年1月15 日号)

日本製紙/環境格付で最高ランク

2018-01-26

 日本製紙はこのほど、日本政策投資銀行(=DBJ)の「DBJ環境格付」で、最高ランクを取得、それに基づく融資を受けた。
 「DBJ環境格付」融資は、DBJが開発した格付システムによって企業の環境経営度を評点化し、その得点に応じて融資条件を設定するという制度。日本製紙の評価ポイントは次の3点。
 ① トップマネジメントの関与のもと、早期からマテリアリティの特定に着手し、グループ一体的な重要課題やKPI(重要業績評価指標)についての議論を踏まえ、非財務情報開示の潮流を捉まえた積極的な情報開示を推進している。
 ② 自社林での森林認証取得率100%達成や、製紙原料のすべてを森林認証で認められた材としていることに加え、海外チップ・パルプのサプライヤーに対するアンケートの実施および改善要請により、サプライチェーン管理を強化し、持続可能な原材料調達を推進している。
 ③ 製紙事業における国産材の利用拡大を通じた国内林業の活性化はもとより、次世代の環境配慮技術・製品開発に向けた新たな価値創造に挑戦する研究開発に注力し、本業を通じた社会課題の解決に向けグループ一体的に取り組んでいる。

 

(Future 2018年1月29 日号)

丸富製紙グループ/経産省の「地域未来牽引企業」に選定

2018-01-26

 丸富製紙はこのほど、地域経済牽引事業の担い手となる地域の中核企業として、経済産業省が選出する「地域未来牽引企業」に選定された。右図は「地域未来牽引企業」のロゴマーク。
 選出された全国約2000社の「地域未来牽引企業」には、地域特性を生かして高い付加価値を創出し、地域事業者などに経済的波及効果を及ぼすこと、地域経済を力強く牽引する事業を積極展開することなどが期待されている。
 丸富製紙は、四季折々の豊かな自然に恵まれた富士山麓で、創業以来60余年、共存共栄の精神を柱として顧客のライフスタイルに合わせた家庭紙づくりを進めてきた。

 

(Future 2018年1月29 日号)

 

レンゴー/金津2号機のライナー併抄改造工事が完了

2018-01-26

 レンゴーは、かねて金津工場(福井県あわら市)で進めていた、段ボール原紙生産設備(2号抄紙機:写真)の改造工事を完了した。中しん原紙専抄設備からライナー原紙も併抄可能な設備へ改造したもの。
 今回の改造では併抄化に加え、原紙の品質を大きく左右する原質工程(古紙パルプの精選工程)も一新。一層の品質向上を図るとともに、ニーズが高まる段ボール原紙の薄物化に対応し、省エネ・省資源を徹底した最新鋭の抄紙機とした。

 レンゴーグループは現在、国内6工場で段ボール原紙を生産しているが、5工場に集約する生産体制再構築を進めており、今回の改造はその一環。集約化により製紙工場全体の稼働率を向上させるとともに、ライナーと中しんの需給バランスも改善する。

 〔改造設備概要〕
・抄造品目:ライナー、中しん
・型  式:長網1層+オントップ2層(合計3層抄き)
・製品取幅:4,500㎜
・坪量範囲:ライナー100~210g/m2、中しん90~200g/m2
・最高抄速:1,000m/分
・平均生産量:ライナー930t/日(中しんの場合810t/日)

(Future 2017年12月4 日号)

中越パルプ工業/二塚の2号抄紙機を停止

2018-01-26

 中越パルプ工業は、新聞巻取紙などを生産する、二塚製造部2号抄紙機(日産能力190t)を、来年3月末をもって停止する。
 新聞用紙は、情報収集手段の多様化や、新聞からインターネットへの広告シフトなど、構造的要因で需要の減少が続いている。二塚製造部の生産体制は現在、2号機と3号機の2台体制だが、需要の減少に伴い3号機1台で生産可能な状況となっている。
 また需要減に加え、新聞古紙価格の高止まりに伴う原料費の高騰により、新聞用紙事業の採算は厳しい状況にある。こうしたことから、生産体制を再構築してコスト削減を図るため、2号機の停止を決めたもの。同機で生産している品種(新聞巻取紙、中下級紙)は、3号機を含めた他設備に生産移管する。

(Future 2017年11月27 日号)

新生紙パルプ商事/マレーシアに現地法人を設立

2018-01-26

 新生紙パルプ商事はこのほどマレーシアのクアラルンプールに現地法人「SHINSEI PULP & PAPER(M)SDN BHD」を設立し、11月20日から営業を開始した。このマレーシア現地法人を、ASEAN地域における重要拠点と位置づけ、事業展開していく。

〔所在地〕
8-1,Jalan 1/149D,Bandar Baru Sri Petaling, 57000 Kuala Lumpur Malaysia
TEL +60-3-9056-2126
FAX+60-3-9059-2126

(Future 2017年12月25 日号)

旭洋紙パルプ/1月1日から社名を「旭洋」に変更

2018-01-26

 旭洋紙パルプは、2018年1月1日から社名を「旭洋㈱」に変更する。「紙・板紙および化成品販売を事業の中核としつつも、より多様な分野や営業活動を拡大していく」との決意を表明すべく、社名変更するもの。

(Future 2017年12月11 日号)

2018年 <1月号> 特集/変革期における製紙技術の発展と応用

2018-01-24

 

●巻頭インタビュー
事業構造の転換を加速させる研究開発部門における経営資源の再配分
日本製紙㈱代表取締役副社長,研究開発本部長兼CSR本部長 山崎和文氏

特集/変革期における製紙技術の発展と応用

●特集寄稿
紙は日本人の“学び”にどのように貢献してきたのか ─ 明治維新150年を機に考える近代化の軌跡
東京大学名誉教授(製紙科学),日本印刷学会元会長 尾鍋史彦
デジタル時代における紙の役割 ─ プロダクションインクジェット印刷機と印刷用紙のトレンド:2017年を振り返る
三菱製紙㈱洋紙事業部海外営業部(DPMチーム) 木村篤樹
スロットダイレクトシステムの展望 ─ 海外における古紙処理実例
㈱IHIフォイトペーパーテクノロジー製紙機械技術部 田中正守
国内外におけるトータルエンジニアリングサービス ─ 転抄・診断・テストマシンを軸とした提案
㈱小林製作所製紙機械設計部 渡邉泰都
新しいプレスパート用薬品添加アプリケーションの開発
㈱メンテックアプリケーション開発課 長塚智彦
バルメットのスーパーヒーター腐食管理システム ─ バイオマスボイラの燃料費節減とスーパーヒーターの寿命延長
バルメット・テクノロジーズInc./同/バルメット㈱/同 ヤーニ・シルベノイネン,ヨウニ・マウヌラ,羽野耕治,山崎秀彦

●特集業界動向
日本印刷技術協会/“アライアンス”によるビジネス創出を標榜 ─ 2月7〜9日に池袋で「page2018」開催

●寄稿
新規酵素,エンド型セルロース転移酵素(CET)を用いた高機能性セルロース素材作出の可能性について
東北大学大学院生命科学研究科 西谷和彦
北欧(スウェーデン,フィンランド)の製紙産業の変遷
岩崎誠
中国特殊紙産業の発展状況と市場動向について(1)─ 成長著しいが経営環境は厳しい状態が続く
豊福邦隆

●業界動向
ADEKA/創立100周年を迎え社史を刊行 ─ 次の100年に向け更なる飛躍へ
繊維学会/衛生用紙・板紙・特殊紙にフォーカス ─ 紙パルプ研究委員会が第52回シンポジウム
機能紙研究会/テーマは「機能紙,新たな価値創造に向けて」─ 松山市で第56回機能紙研究発表・講演会
エコプロ2017/環境配慮・省エネに向けた最新技術が集結 ─ 併催の「ナノセルロース展」も内容を拡充

●寄稿
老舗を再生させた三代目が,どうしても伝えたい「経営革新」講義(61)シンプル&クールな段ボール商品(Part4)
中山裕一朗

●講演・セミナー・展示会
高分子学会/高分子物性の基礎を理解する考え方から解析法まで
アクア・イノベーション拠点/5年間の成果を確認し,研究開発を加速する
紙パルプ技術協会/未利用森林資源の可能性を多面的に検討 ─ 名古屋大で「第62回リグニン討論会」

●ニュース・統計
機械・資材業界短信
月間ニュース
海外情報
アジア通信
イベントカレンダー
紙パルプ技術タイムス 2017年1〜12月号総目次
紙パルプ製品・設備・原材料 月別需給統計〈平成29年10月度〉

<1月2号>年頭所感《新春に想う》 地域特集■関 東

2018-01-24

 

●18年頭所感■《新春に想う》
馬城文雄(日本製紙連合会)
青山秀彦/赤染清康/伊澤鉄雄/石川喜一朗/今枝英治/大久保賢治/大久保信隆/大坪清/柏原孫左衛門/加藤康次郎/岸本晢夫/北村光雄/栗原正雄/郡司勝美/小林武雄/齋藤英男/佐光正義/佐藤信一/實守敏訓/鈴木邦夫/田北裕之/田辺円/手島徹/永井敬裕/野口憲三/長谷川志/藤尾肇/松尾正/馬城文雄/村井久容/森田伸介/矢倉義弘/矢嶋進/湯本啓市/吉田福平/若林紀生/渡辺昭彦/渡良司

地域特集■ 関 東

●Interview
加藤康次郎(新生紙パルプ商事)/洋紙トップメーカーの筆頭代理店として責任を果たす
渡辺昭彦(日本紙パルプ商事)/卸商さんとの“3C”を積極的に進めていく

●地域の有力企業

●催事
黒﨑暁氏《藍綬褒章受章祝賀会》190名が慶事祝う

●Topics
全段連予測/2018年の段ボール需要は1.2%成長 2年連続の記録更新で144億m2に
全段連年末懇談会/コストプッシュに対応する態勢づくりを

●団体催事
第30回KPS会定時総会/紙業界に新たな風穴を開け業界全体を盛り上げたい

●催事
国際紙パルプ商事中部支店/商品展示会『未来−TSUNAGU−』
第30回大阪紙商テニス大会/新生紙パルプ商事が全3種目制覇で7連覇 通算17回目の優勝飾る
友和会/特種東海製紙三島工場・Pam見学研修会を開催
エコプロ2017・前篇/持続可能な紙づくりをアピール CNF展は大幅に規模拡大
ナノセルロース展併催セミナー/テーマは実用化の最新研究動向と今後の展望

●製品紹介
くらしと紙/大王製紙、伊藤園・アピカ

●インフォメーション

●統計
東京市況/グロスからマットへの傾斜著しいA2
家庭紙/再生紙TPの多様化が浸透
古紙/10月の回収率 2ヵ月連続で70%台

<1月1号>地域特集■静 岡

2018-01-24

 

地域特集■静 岡

●Special edition
第61回 静岡県紙業振興大会/未来に向け紙の可能性を追求し新たな分野への広がりを

●Interview
清水邦典、水野正規(大日三協社長、副社長)/業態変革を目指し新たなビジネスモデル構築へ

●Report
世界主要国の紙パルプ産業2017年上半期実績と業績/グラフィック系から段原紙系へのシフトが顕著 M&Aで構造転換と基盤強化を図る大手
紙パ関連企業のCSR報告書2017年版/企業紹介とデータ資料で多面的に紹介する傾向が顕著に
TDB「人口減少に対する企業の意識調査」/企業の約9割が「日本にマイナス」8割弱が「自社に悪影響」と認識
全印工連/用紙価格動向調査/“巻平格差”“地域間格差”など拡大する傾向に

●Topics
日本製紙連合会/平成30年度の税制改正要望書を作成 CNF等の構造転換投資には減税を

●催事
国際紙パルプ商事/《TSUNAGU GALLERY ×『手紙』は語る》を展示

●インフォメーション

●統計
板紙/17年9月期生産実績 前年比102.7%
段ボール/段ボール生産量実績 9月度は前年比99.7%
パルプ・パルプ材/パルプ生産3ヵ月連続プラス
出版/ヒット作が毎年登場 好調維持の児童書

〈1月29日号〉

2018-01-24

 

●R&D情報
世界の輸入量の半分は中国/地殻変動の予兆が見える2016年の国・地域別古紙需給

●ワールドレビュー
古紙輸入許可の対象工場を年産5万t超に引き下げた中国

●今週の焦点
王子ホールディングス/マレーシアGSPPで段原紙マシン増設
新年互礼会—トップの発言から〈1〉/「異端から生まれる革新に期待」

●Future’s EYE
ダイバーシティ、トータルコーディネート、アライアンス/キーワードにも工夫を凝らす紙パ関連各社のCSR報告書

●R&D情報関連付表
世界の国・地域別古紙需給(2015〜16年)
世界各国の古紙回収率・利用率試算(2015〜16年)

●ニュースファイル
企業の動き・団体の動き・トピックス・催事・人事異動

〈1月15日号〉

2018-01-24

 

●R&D情報
人口1人当たりの消費量は56.5㎏/微増ながらも7年連続でプラスとなった16年の世界紙・板紙需給

●新春インタビュー・・・どう展望する2018年の紙類貿易
ノウハウを活かした貿易戦略で日本製品のプレゼンス発揮を/日本紙類輸入組合 小林武雄理事長(丸紅㈱ 常務執行役員)

●ワールドレビュー
2018年の古紙輸入許可数量を1,000万t削減する中国政府

●Future’s EYE
エコプロ2017環境とエネルギーの未来展~多様な取組みを競った紙パ各社/CNF展は規模を拡大し総論から各論の局面へ

●R&D情報関連付表
世界の紙・板紙――生産と消費(2015~16年)

●ニュースファイル
企業の動き・決算・団体の動き・トピックス・人事異動

〈1月1日号〉

2018-01-24

 

●新春特別企画・・・代理店トップに聞く
洋紙トップメーカーの筆頭代理店として責任を果たす/新生紙パルプ商事 加藤康次郎社長
卸商さんとの“3C”を積極的に進めていく/日本紙パルプ商事 渡辺昭彦社長

●ワールドレビュー
債務膨張で破局の危機が迫る中、多角化計画に望みを繋ぐノースケ

●話題を追って
全段連予測 2018年の段ボール需要は1.2%成長/2年連続の記録更新で144億㎡に
全段連 年末懇談会/コストプッシュに対応する態勢づくりを

●Future’s EYE
エコプロ2017講演~「レジリエントなエネルギー基盤構築へ向けて」/補助金に頼ることなく非木質系バイオ発電をどう軌道に乗せるか

●統計と市況

●ニュースファイル
企業の動き・トピックス・催事・新製品・人事異動

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